自宅介護で転倒を防ぐポイント ~「まだ大丈夫」が危険なことも~ 袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
いつもブログをご覧になって頂き本当にありがとうございます。
袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
高齢者のケガの原因として多いのが「転倒」です。
「家の中だから安全」
と思われがちですが、実は転倒事故の多くは自宅で起きています。
転倒による骨折は、その後の活動量低下や寝たきりにつながることもあるため、介護をするご家族にとっても大きな心配事です。
今回は、自宅介護で転倒を防ぐためのポイントをご紹介します。
なぜ高齢者は転びやすくなるの?
高齢になると、
- 足の筋力低下
- バランス能力の低下
- 視力の低下
- 反応速度の低下
などが少しずつ進みます。
さらに、
- 膝や腰の痛み
- 足のしびれ
- 薬の影響
- 夜間のトイレ
なども転倒リスクを高める要因になります。
転倒しやすい場所ベスト3
① 寝室からトイレまでの動線
夜中にトイレへ向かう時は要注意です。
- 寝ぼけている
- 部屋が暗い
- 急いでいる
といった条件が重なりやすくなります。
② 玄関
靴の脱ぎ履きや段差によってバランスを崩しやすい場所です。
③ 廊下や居間
意外ですが、
- 電気コード
- カーペットのめくれ
- 置きっぱなしの荷物
などが原因になることもあります。
今日からできる転倒予防
① 床に物を置かない
まずは歩く場所を確保しましょう。
新聞紙や段ボール、コード類なども転倒の原因になります。
② 夜間の照明をつける
人感センサーライトや足元灯があると安心です。
特にトイレまでの通路は明るくしておきましょう。
③ 滑りやすいマットを見直す
小さなマットやめくれたカーペットは転倒の原因になります。
必要がなければ撤去も検討しましょう。
④ 手すりを活用する
- トイレ
- 浴室
- 玄関
など、立ち座りが多い場所は手すりが役立ちます。
⑤ 室内でも適切な履物を
靴下だけで歩くと滑りやすくなることがあります。
かかとのある室内履きなどを利用するのも一つの方法です。
身体の変化にも注意
環境整備だけではなく、身体の変化にも目を向けましょう。
例えば、
- 歩く速度が遅くなった
- よくつまずく
- 片足立ちが難しい
- 椅子から立つのが大変
といった変化は、転倒リスクが高まっているサインかもしれません。
家族が気づきたい「転倒の前兆」
転倒する方の多くは、その前から何らかのサインを出しています。
- 外出を避けるようになった
- 足が上がらなくなった
- 「疲れる」が増えた
- 歩幅が小さくなった
こうした変化を見逃さないことが大切です。
転ばない環境づくりが介護の第一歩
転倒予防は、特別なことをする必要はありません。
まずは、
「転びやすい環境を減らすこと」
そして、
「身体の変化に早めに気づくこと」
が大切です。
ご本人が安心して生活できることは、ご家族の介護負担軽減にもつながります。
「最近つまずきが増えた」 「歩くのが不安そう」
そんな変化が見られたら、早めに対策を考えてみましょう。
当院でも、足腰の不安や身体の動きについてのご相談を承っています。お気軽にご相談ください。

