とっても効果的!認知症を進行させない3つの方法!袖ケ浦市の訪問リハビリマッサージ

ブログをご覧になっていただきありがとうございます!

袖ケ浦市の訪問リハビリマッサージ 伊藤リハビリセンターです!

近年、認知症がメディア等で取り上げられることも多くなり、関心が高まっています。
認知症は高齢になればなるほど発症する危険は高まり、歳をとれば誰にでも起こりうる身近な病気です。とはいえ、「いつまでも自分らしく楽しく生活をしていきたい」とみんな想いは同じですよね!

伊藤リハビリセンターでは、袖ケ浦市を中心に市原市、木更津市、君津市、富津市の患者さん宅へ訪問させて頂き、マッサージやストレッチ、関節運動を取り入れた施術を行っていますが、患者さんの多くは「認知症」というものを意識し生活しておられます。

私たち伊藤リハビリセンターのスタッフは、患者さんがいつまでもその人らしい生活を送れるように、サポートさせて頂いております。

認知症にならないため、または進行を遅らせるための方法は様々です。

そのなかでも、私たちの施術に関係するもの、患者さんにアドバイスしている内容を紹介します!

1、マッサージ(タッチセラピー)

マッサージによる心地よい刺激は、認知症の方によくみられる不安や焦り、抗鬱、不眠などの症状を抑えたり、和らいだりします。
それは、最近テレビなどでも取り上げられている「癒しホルモン」「幸せホルモン」とも言われる「オキシトシン」というホルモンの影響です。

オキシトシンの作用
・幸せな気分になる。
・ストレスの緩和。
・人と関りたいという好奇心が増す。
・学習能力や記憶力の向上。
・感染症予防。
・不安・恐怖心の減少。
・痛みの軽減       など。

私たち、伊藤リハビリセンターの患者さんでも認知症の方はいらっしゃいます。
認知症の患者さんであっても、初回訪問時の本人、もしくはご家族からの主訴は痛みに対する悩みがほとんどです。しかし、継続してマッサージ・治療をすることにより痛みの軽減と共に、患者さんの表情が明るく穏やかになったり、ご家族より「以前よりも頭がしっかりしてきた」とおっしゃって頂けることもあります。
それはマッサージの心地良い刺激により「オキシトシン」が分泌されているからかもしれませんね!
また、マッサージだけでなく、好きな人や信頼をおける人と楽しく、心を開いてコミュニケーションをとる事でも「オキシトシン」は分泌されると言います。
一人でも多くの患者さんとその様な素晴らしい関係性を保てるように、伊藤リハビリセンターのスタッフ一同、コミュニケーションも大切にした施術・リハビリを行っています。

 

2、栄養

認知症だけではなく、誰しもが年齢により脳の機能は衰えてきます。カロリーの摂りすぎ、偏った食生活の影響が認知機能の低下を早めてしまいます。そのため、食生活を見直す事が認知症予防にもつながります

① オメガ3脂肪酸(DHA、EPA、αリノレン酸)
脳の組織は6割以上が脂質で、その多くをオメガ3脂肪酸が占めます。不足するとアルツハイマー病のリスクが高まるというほど重要な栄養素です。
さば缶、まぐろのトロ、アマニ油、チアシードに多く含まれます。

② 抗酸化成分(ポリフェノール、ビタミンC、E)
脳や体を錆びさせる活性酸素を除去してくれる抗酸化成分。
認知症の原因物質、アミロイドβなどを抑制する効果が認められています。
トマト、アボガド、ターメリック(ウコン)、玉ねぎに多く含まれます。

③ 葉酸&ビタミン
葉酸は認知症の原因物質を抑制し、ビタミンは動脈硬化やアルツハイマー病のリスクを物質を無害化してくれます。
枝豆、モロヘイヤ、緑茶、ブロッコリーに多く含まれます。

④ トリプトファン
脳の神経細胞を作る必須アミノ酸。特に重要なアセチルコリンや睡眠の質を高め精神を安定させるセロトニンの原料になります。
卵、豚肉、ヨーグルト、ナッツに多く含まれます。

3、運動療法

運動により関節の動きを良くしたり、筋力をつけたり、痛みを緩和したりすることを目的とし、身体機能の改善や生活の質の向上を図ります。それが認知症の予防や改善につながります。

運動療法の種類

関節可動域訓練(関節運動)
…関節を自動・他動で動かし、拘縮予防と動きの改善を図ります。

筋力増強訓練
…筋力が低下している部分に抵抗をかけて動かします。
筋肉を効率よく使えるようにします。

ストレッチ
…萎縮している筋肉や硬くなっている筋肉を伸ばし、柔軟性を向上させます。

基本動作練習
…寝返り、起き上がり、車いすへの移乗、歩行など日常生活における動作の
練習を行います。

認知症により身のまわりの事が行えなくなってくると寝たきりとなり、筋力低下や心肺機能の低下、関節可動域の低下などがおこり自然と介助量も増えてきてしまいます。
介助量を増やさないためにも運動療法は効果的です。

その他、散歩やレクリエーション活動への参加なども効果も認知症予防や進行を遅らせるためには効果的です!

 

今回紹介させて頂いた内容は、認知症予防のためのほんの一部分です。

現在は介護サービスの充実もあり、高齢者を取り巻く環境は非常に良くなってきていると私は思います。そして今後も介護サービスの多様化により、介護が必要になった方でも、素晴らしい刺激ある生活が送れるようになり、認知症への対策もどんどんすすんでいくことでしょう。そのなかで、私たちは「訪問リハビリマッサージ」というかたちで患者さんの身体的・精神的ケアを行っています。しかし、何よりも大切なことはチームで患者さんやそのご家族のサポートをするということだと感じます。私たちマッサージ師の力だけではどうにもならないこともたくさんあります!そんな時にドクターやケアマネージャー、ヘルパーさんと協力しあう事…それが患者さんにとって一番のサポートです!「介護保険」「医療保険」のくくりの違いはありますが、「患者さんのために」と想う気持ちはどんな事業者でも同じのはずですよね!

「超高齢化社会」と言うと何だかネガティブな雰囲気も感じますが、みんなが協力して高齢者を取り巻く環境が明るくできればと考えております!

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