湿度と体調の関係とは?梅雨・夏に気をつけたいポイント 袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター(イトー鍼灸院)です。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージを行なっています。
気候による体調の波があり、季節の変わり目に調子が悪くなってしまう方も多くいらっしゃいます。
今回は、梅雨や夏の時期に特に気になる「湿度」と「体調」の関係についてお話しします。
湿度が体に与える影響とは?
湿度とは、空気中に含まれる水分の割合のことです。
日本では梅雨の時期から夏にかけて湿度が高くなり、逆に冬は乾燥します。
この「湿度の変化」は、私たちの体調にさまざまな影響を与えています。
◆高湿度(湿度が高いとき)の影響
- 熱中症リスクの増加
湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体温調節がうまくいかなくなります。結果として、熱が体にこもりやすくなり、熱中症のリスクが高まります。
- 食欲不振・だるさ
湿度が高いと自律神経が乱れやすくなり、「なんとなくだるい」「食欲がわかない」といった不調が現れます。
- カビ・ダニの増殖
湿気が多いと、カビやダニが繁殖しやすくなります。これがアレルギーやぜんそくの原因になることもあります。
◆低湿度(乾燥しているとき)の影響
- 風邪やインフルエンザのリスク
空気が乾燥していると、ウイルスが活発になり、喉や鼻の粘膜も乾燥しやすくなります。これにより感染症にかかりやすくなります。
- 肌や目の乾燥
乾燥した空気は、肌や目から水分を奪います。かゆみや肌荒れ、ドライアイなどの不調につながります。
快適な湿度は何%?
一般的に、人が快適に感じる湿度は40~60%程度と言われています。
エアコンや加湿器・除湿機をうまく活用し、室内の湿度をコントロールすることが大切です。
対策方法まとめ
- 湿度が高いとき
→ エアコンの除湿機能を使う/こまめに換気/通気性の良い服装
- 湿度が低いとき
→ 加湿器を使う/洗濯物の室内干し/濡れタオルを干す
湿度は目に見えませんが、体調に大きく影響を与える要素の一つです。
特に気温と湿度がともに高くなる梅雨〜夏の時期は、体調を崩しやすいので注意が必要です。
快適な湿度を保ち、毎日を元気に過ごしましょう!