認知症の方との上手なコミュニケーション ~大切なのは「否定しないこと」~ 袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
認知症の方と接していると、
「何度も同じことを聞かれる」 「話がかみ合わない」 「ついイライラしてしまう」
という経験をされたことがある方も多いのではないでしょうか。
認知症の介護は身体的な負担だけでなく、精神的な負担も大きくなりがちです。
しかし、少し接し方を工夫するだけで、ご本人もご家族も穏やかに過ごせることがあります。
今回は認知症の方とのコミュニケーションのポイントをご紹介します。
認知症だから何もわからないわけではない
認知症になると記憶力や判断力が低下しますが、感情まで失われるわけではありません。
話の内容を忘れてしまっても、
- 怒られたこと
- 優しく接してもらったこと
- 不安だった気持ち
などは心に残ることがあります。
そのため、接し方がとても重要になります。
否定から入らない
認知症の方との会話で最も大切なことの一つが、
「まず受け止めること」
です。
例えば、
「今日は仕事に行かなきゃ」
と話された時に、
「もう仕事は辞めたでしょう!」
と否定すると、不安や混乱が強くなることがあります。
そんな時は、
「お仕事が気になるんですね」 「今日はお休みですよ」
など、一度気持ちを受け止めながら話すと落ち着くことがあります。
ゆっくり、わかりやすく話す
認知症の方は一度に多くの情報を理解することが難しくなる場合があります。
- 短い言葉で話す
- ゆっくり話す
- 一つずつ伝える
ことを意識しましょう。
「ご飯を食べて、薬を飲んで、そのあとお風呂ね」
ではなく、
「まずご飯を食べましょう」
というように順番に伝える方が理解しやすくなります。
笑顔と安心感を大切に
認知症の方は言葉だけでなく、表情や声の調子からも気持ちを感じ取ります。
介護する側が焦ったり怒ったりすると、その不安が伝わることがあります。
難しい場面もありますが、
- 笑顔で接する
- 穏やかな声で話す
- 目線を合わせる
ことを意識すると安心感につながります。
間違いを指摘しすぎない
認知症の方は日時や場所、人の名前を間違えることがあります。
そのたびに訂正すると、自信を失ったり不安になったりすることがあります。
安全に関わらない内容であれば、無理に訂正せず会話を続けることも大切です。
ご家族も頑張りすぎない
認知症介護では、
「ちゃんとしなきゃ」 「優しくしなきゃ」
と思うほど疲れてしまうことがあります。
イライラしてしまう日があっても不思議ではありません。
介護サービスやデイサービス、訪問サービスなどを利用しながら、ご家族自身の休息も大切にしましょう。
訪問鍼灸マッサージの現場でも
訪問先では、認知症の利用者様と接する機会が多くあります。
施術よりもまず信頼関係を築くことが大切です。
世間話や昔の思い出話などを通じて安心していただくことで、穏やかな時間につながることがあります。
また、ご家族から介護のお悩みを伺うことも少なくありません。
認知症ケアはご本人だけでなく、ご家族への支援も大切だと感じています。
まとめ
認知症の方とのコミュニケーションで大切なのは、
- 否定しない
- 気持ちを受け止める
- ゆっくり話す
- 安心感を与える
ことです。
認知症による症状は人それぞれですが、「その人らしさ」は失われていません。
ご本人の気持ちに寄り添いながら接することが、穏やかな毎日につながります。

