高齢者のトイレがおっくう問題について   袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター

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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター(イトー鍼灸院)です。

当院では難病や病気の後遺症などにより自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。

ご利用者様は高齢の方が多く、「トイレに行くのがおっくう問題」というものがあります。

 

年齢を重ねると、「ちょっとトイレに行く」ことすら一苦労になる方が増えてきます。家の中にトイレがあるにもかかわらず、「行くのが面倒」と感じたり、夜間のトイレを避けるために水分を控えたりすることは、実は多くの高齢者が抱える共通の悩みです。

 

今回は、高齢者がトイレをおっくうに感じてしまう背景と、その対策について考えてみます。

 

 

なぜトイレが「おっくう」に?

 

  1. 体力や筋力の低下

 

階段を上る、ベッドから起き上がる、便座に座る・立ち上がる――。若い頃は無意識でできていた動作が、高齢になると一つひとつが大変な作業に。

 

  1. 夜間の不安

 

夜中のトイレは特に危険。足元が暗い、寒い、転倒のリスクがあるなど、行きたくても我慢してしまう人も。

 

  1. トイレまでの距離や使いづらさ

 

家の間取りが高齢者にとって不便だと、それだけでトイレが遠く感じられます。段差や狭い空間、和式便器などもストレスに。

 

  1. プライドや羞恥心

 

「トイレが間に合わなかったらどうしよう」「家族に迷惑をかけたくない」といった思いから、誰にも相談できずに我慢してしまうことも。

 

 

おっくうにならないためにできること

 

◎ 住環境の見直し

  • トイレに近い部屋で寝る
  • 手すりや夜間照明の設置
  • ポータブルトイレの活用

 

◎ 筋力維持とリハビリ

 

日常的な軽い運動や、専門家のアドバイスによるリハビリで、動きやすさをキープ。

 

◎ 尿意の我慢は禁物

 

我慢が続くと膀胱炎や腎臓のトラブルに。我慢しなくてもいい環境を整えることが大切です。

 

◎ 周囲の理解とサポート

 

家族や介護者がトイレに対する抵抗感や不安に気づき、自然に声をかけたり手を貸すことが、本人の安心感につながります。

 

 

最後に

 

トイレに行くことが「おっくう」になる気持ちは、年を取れば誰しもが経験すること。だからこそ、本人も家族も「それを当たり前」と受け止めた上で、できる対策をしていくことが何よりも大切です。

 

「トイレに行きたくなったら、すぐ行ける」――そんな当たり前を守るために、今できることを一緒に考えていきましょう。

 

身体機能維持のためにも、ぜひ無料体験施術をご利用ください!!

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