からだを温めるということ 袖ケ浦市の訪問リハビリマッサージ 伊藤リハビリセンター

いつもブログをご覧になって頂き本当にありがとうございます。
袖ケ浦市の訪問リハビリマッサージ 伊藤リハビリセンターです。

だいぶ気温も上がり、暑さを感じる季節がすぐそこまで迫ってきているように思います。
私たち訪問マッサージの患者さんのなかには、病気の後遺症などのせいもあり、いまだに寒さを訴える患者さんもいらっしゃいます。

伊藤リハビリセンターでは施術効果、効率を上げるためにホットパックを利用して、関節や筋肉が硬くなっているところに当ててあげたり、お腹を温めてあげたりしています。
多くの患者さんは、お辛い場所にホッカイロを当てたりしている方もいらっしゃいますが、そもそも、温めるという行為にはどのような効果があるのでしょうか?

1. 自律神経に対する効果

温める事により副交感神経が優位になります。主にリラックス状態にあるときに働いている神経です。身体がポカポカと温かい状態にあることで、副交感神経が働いてリラックスができるようになり、適度に血管が拡張し血液の流れが良くなります。ストレスや便秘などにも良い影響を与えます。

2. 酵素の活性化

酵素は私たちの呼吸、筋肉の活動、脳の活動など身体の全ての活動に関わっています。
よく体温が低くなると癌になりやすくなるなど耳にしますが、体温が低下すると酵素の働きが悪くなり、免疫力が低下するからです。逆に身体が温まると酵素が活性化して、代謝が良くなり免疫力も高い状態で維持できるのです。

3. 神経伝達

身体を温めると神経伝達速度が高まり、脳から末端(手足)、末端から脳への信号が早く伝わるようになります。

では、どのようにして温める事ができるのか?もちろん、伊藤リハビリセンターでも使用しているホットパックやお風呂に浸かる、厚着をする、マフラーを巻くなど色々思い浮かびます。どれも効果はあると思います。しかし、それは身体の外からの熱で温めています。
身体の芯から温めるためには「食」が重要です。身体を温めてくれる食材としては、冬が旬のものや寒冷地で育つ食べ物、地中で育つものが多いです。他には、暖色系の食べ物や発酵食品なども身体を温めてくれます。具体的には、ニンジン、かぼちゃ、ジャガイモ、ゴボウなど、また玄米なども良いそうです。
飲み物では、紅茶やウーロン茶、プーアル茶など製造過程で発行しているお茶には身体を温める効果があります。また、ココアやワインなどポリフェノールが含まれるものにおいても血管拡張作用により、血流を良くして身体が温まりやすくなります。その他として、生姜湯や生姜紅茶などショウガも温める食材・飲み物として有名ですよね。

どこで育ったものなのか、地面の下で育ったのか上で育ったのか、食材の色などにより、温める食材なのかそうでないのか、ある程度判断できるかと思います。

これから暑い季節がやっていますが、意外と冷やし過ぎて体調を崩すかたが多いです。日ごろからの食事にも気をつけて、身体の真は冷やさないようにし免疫力を維持しましょう。

私たち訪問マッサージでお伺いする患者さんにも、日頃からできるアドバイスは積極的に行っています。
私たちのマッサージやストレッチ、関節運動も大切ですが、施術時間は30分、多く施術に入らせて頂く方でも週三回ほどです。そのため日常をどう過ごすかは非常に大切です。
日頃から、ご自身でできる身体的ケアや運動、食事の工夫を行い免疫力を高めていきましょう!

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