自律神経を整える考え方…それは「引き算」?? 袖ケ浦市の訪問マッサージ 伊藤リハビリセンター

最近では新型コロナウイルスにより、『免疫』や『自律神経』という言葉をテレビや新聞、インターネットなどで目にする機会が増えたように感じます。そうでなくても、健康に対する意識が以前よりも高くなり、多くの人が自分の身体や健康に対して気にするようになっていますよね。

健康意識が高まることはとても良い事ではありますが、情報をあれもこれも仕入れて試しているうちに、なんだか疲れてきてしまうことはありませんか?(私は全部試そうとしても三日坊主もしくは試そうとするだけで終わってしまう事が多い)

「あれもこれも試してみようと“足し算”をしていくことは、自律神経が乱れている人にとってはあまりいいことではない」と言われています。
自律神経を整えるためには「生活習慣の“引き算”」が必要です。

□自律神経と考え方の関係

精神的ストレスがかかると脳や身体は緊張し、交感神経が優位になります。精神的ストレスはものの考え方やとらえ方によっても生み出されるため、考え方を変えて精神的ストレスを軽減する事が必要不可欠です。

① 「イライラ」を引き算する
「怒り=よくない」と考える人が多いと思います。確かに、やみくもにキレるのはよくないことです。でも、怒りの感情が湧いたら「楽しい事、好きな事、リラックスできること」を思い浮かべて、頭のなかを切り替えると、いつまでもイライラしなくて済みます。怒りを引きずらないことが自律神経を整えることにもつながります。
「まあいいや」とか「しょうがない」と思う事も必要です。イライラを引き算することで、緊張状態を長くつくらないようにして、リラックスする時間をできるだけ長く継続できるようにしましょう。

② 「悩み」を引き算する
不安・心配・イライラなどの悩みを抱えていると、脳は緊張状態になり交感神経が優位になります。悩んでいる時間が長ければ長いほど交感神経は働き続け身体は緊張状態となり自律神経症状を生み出します。
いつも楽しいことなどを思い浮かべる事を続けていると、いつの間にか癖になります。無意識で楽しいことなどを思い浮かべられるようになり、悩むクセもなくなります。悩みを「引き算」して楽しいことを思い浮かべ、リラックスできるようにしましょう。

③ 「評論や批判」を引き算する。
ストレスをためやすい人の考え方として、物事や他人について評論や批判を行う傾向があります。評論や批判を「引き算」し、自分を輝かせるよう努力することで、自分に自信を持つことができるようになり、他人と比較したり嫉妬したりすることがなくなるでしょう。

是非、この「引き算」の考え方を参考にして頂ければと思います!

 

※自律神経のバランスが崩れるとみられる症状※

・目  疲れ目、涙目、目があかない、痛い、目の渇きなど
・頭  頭痛、頭重感
・喉  異物感、圧迫感、イガイガ感、喉がつまるなど
・耳  耳鳴り、めまい
・口  渇き、口の中や舌が痛いなど
・呼吸器  息苦しい、息がつまる、息ができない、酸欠感、息切れなど
・心臓、血管系  動悸、胸部圧迫感、胸の痛み、立ち眩み、のぼせ、冷え、血圧変動
・消化器  食欲不振、食道や胃のつかえ、異物感、吐き気、腹部膨満感、下腹部の張り、
胃の不快感、便秘、下痢、ガスが溜まるなど
・生殖器  生理不順、生理痛、不感症、性交不能、外陰部のかゆみや痛み
・泌尿器  頻尿、尿が出にくい、残尿感
・皮膚  多汗、汗が出ない、冷や汗、皮ふの乾燥、かゆみなど
・筋肉、関節   頚や肩の凝り、痛み、関節のだるさ、力が入らないなど
・全身症状   倦怠感、疲れやすい、微熱が続く、フラフラする、身体がほてる
食欲がない、眠れない、起きるのがつらい、すぐ目が覚めるなど
・精神症状   不安、恐怖心、イライラ、気がめいる、怒りっぽくなる、
集中力や意欲の低下、やる気が出ない、ささいな事が気になる、
記憶力や注意力の低下、すぐ悲しくなるなど

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