骨折知らず!骨を丈夫にするポイント! 袖ケ浦市の訪問リハビリマッサージ
ブログをご覧になって頂きありがとうございます!
袖ケ浦市の訪問リハビリマッサージ 伊藤リハビリセンターです。
先日のブログにて、「転倒」→「骨折」→「入院」→「寝たきり」の最悪のパターンという表現をさせて頂きました。
高齢者にとって骨折は、生活をガラッと変えてしまう原因になるため本当に気をつけなければなりません。
私達の患者さんの中でも「トイレで転んで大腿骨を骨折してしまった(大腿骨頚部骨折)」「しりもちをついて腰を圧迫骨折してしまった(腰椎圧迫骨折)」「ちょっとつまづいてしまい手をついたら手首を骨折してしまった(橈骨遠位端骨折)」という経験を持つ方が非常に多いです。
「転んでしまった」「骨折をしてしまった」という場合、まずは病院受診が一番ですが、退院後のリハビリがとても大切になります。
マッサージやストレッチ、関節運動によりケガをされた部分の柔軟性を高めたり、残った痛みの軽減をしたり、関節の動く範囲を増やしたりすることで、日常生活に支障のないお身体の状態にしていきます。
しかし、「転ばない」「骨折しない」ことが一番。
よく「移動する時は気をつけてくださいね!」なんて言いますが(私も言います・・・)、気をつけていても転んでしまう事はあります!
ちょっとした転倒であっても、骨粗しょう症だったり、何かのご病気により体力が落ちていたりする方の場合、骨折してしまう確率は非常に高くなります。
そこで本日は少しでも骨折のリスクを減らすため、「骨を丈夫にする」または「これ以上、骨を弱くしない」ポイントをご紹介させて頂きます!
ポイント① カルシウム
皆様もご存知「カルシウム」です!
不足しがちな栄養素ですが、骨を丈夫にするために牛乳や小魚、またはサプリメント等でたくさん摂るように頑張っている方も多いかと思います。推奨されるカルシウムの摂取量は1日あたり650~700mg(牛乳200ccあたりカルシウムは200mg)、まずはカルシウム不足にならないように気をつけましょう!!
「骨を丈夫にするために、カルシウムを意識して摂っていれば大丈夫!!」
っと思いきやそうでもありません。
カルシウムだけでは不十分なんです!
ポイント② ビタミンD
なぜカルシウムだけでは不十分かというと、カルシウムの吸収にはビタミンDが大きく係っているからです。
ビタミンDはアジやカツオ、豚肉や干ししいたけなどに多く含まれますが、日光にあたることによってもつくられます。
食生活の変化や日光にあたる事を避ける方もいますので、不足しがちな栄養素になっています。
「カルシウムを摂って、その吸収を良くするためビタミンDも摂れば骨は丈夫!!」
「さらば、骨折!」
残念、それだけでは不十分です!!
ポイント③ 適度な運動
栄養だけでは不十分なんです。大事なのはやはり運動です!
なぜ、運動が大事なのかというと、運動により体重や重力の負荷がかかると、骨はその負荷に耐えるため、どの程度強くならなければいけないと感じ取るからなんです。
そして、骨を強くするためにカルシウムをたくさん貯めようとします。
この3つのポイントを意識して、丈夫な身体を作り上げましょう!
冒頭でも書かせて頂きましたが、何よりもケガをしないことが一番です。
日頃からケガをしにくい身体作りを意識して生活していきましょう!!
万が一、骨折・入院してしまったら・・・
私達が退院後の悩みにお応え致します!!
なんとしても、ケガをする前と同じ生活を送りたいという方は是非ご相談ください!