意外と怖い?高齢者のむくみについて!袖ケ浦市の訪問リハビリマッサージ 伊藤リハビリセンター

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袖ケ浦市の訪問リハビリマッサージ 伊藤リハビリセンターです。

私たち伊藤リハビリセンターでは、袖ケ浦市、市原市、木更津市、君津市、富津市の自力通院の難しい方を対象に、ご自宅へお伺いさせて頂き健康保険を使用したリハビリマッサージを行っています。

患者さんの中には、脳梗塞や脳出血の後遺症やパーキンソン病などの難病、大腿骨頸部骨折後など様々な既往歴をお持ちの方がいらっしゃいます。
そのなかで、多くの患者さんに共通してみられる症状として「むくみ」があります。

「むくみ」は高齢者だけでなく若い方にもみられる症状でもあり、「ただのむくみか…」と安易に見過ごしてしまいがちの症状でもあります。しかし、その背景には安易に見過ごせない病気が隠れていることもあります。

本日のブログでは「むくみ」に対する正しい知識を持ち、むくみの予防や対策について書かせて頂きます。

むくみの見分け方

むくみとは身体をめぐっている水分などが血管外に漏れでるなど流れずに溜まってしまっている状態です。ご存知の方も多いかとは思いますが、その見分け方としてむくんでいると思う場所を数秒押して指を離した時に凹んだ状態のままになればむくんでいる証拠です。
一般的に足がむくむことが多いですが、手や顔がむくんでしまうこともあります。

 

※なぜ足がむくみやすいのか?

それは重力が関係します。ヒトは日常生活において足が身体のなかで一番下にあることが多く、そのため水分が重力により下に溜まりやすくなります。自力で歩いたり動いている方であれば、ふくらはぎなど足の筋肉が働くことによりポンプの役割をして溜まった水分を上へ上へと押し上げてくれます。しかし、寝たきりや活動量の少ない方ですと足の筋肉が働くことも少なく、水分を上へ押し上げることができずにむくんでしまう事が多いです。

高齢者のむくみの原因

1、 足の筋肉を使わない
前述にもありましたように、足の筋肉を使わないということでむくみやすくなってしまう方は多いです。ふくらはぎの筋肉は第二の心臓ともいわれますように非常に大切な筋肉です。そのふくらはぎの筋肉を使わない事により水分を上へ押し上げられなくなります。また、歩いているとはいっても足首の動きが少なく、すり足で歩いている方もふくらはぎの筋肉が大きく使われないためむくみやすくなります。高齢者は腰や膝などの痛みや筋力低下、車いすの利用などによってもポンプ作用が弱くなってしまい足がむくみやすくなります。

2、 冷え
身体が冷えることにより血管が収縮します。そうなると血液循環も悪くなるため水分の排出がしにくくなりむくみやすくなります。

3、 塩分や水分の摂りすぎ
塩分は体に水分を取り込もうとする作用があります。
水分が増えると排出が間に合わず身体に溜まりむくみとなります。

4、 内臓機能低下、老化
水分を排出するための内臓機能低下。
病気でなく老化によっても内臓機能を悪くしむくみがおきやすくなります。

5、 病気
急に強くむくみが出てきた時は臓器や循環器などに異常が起きている場合があります。肺や心臓に水が溜まってしまっていることも多くあります。
むくみだけでなく他にも何か症状がないかしっかりと見てみることも大切です。

高齢者の足むくみの予防と対策

1、 足を高くする
足に溜まった水分を重力の力を利用して循環させる方法です。
仰向けで足の下にクッションや枕を引いて高くします。車いすなど椅子に座っているかたも同様に椅子より高い位置に足を置けると効果的です。

2、 足を使う(歩く)
歩行が可能な方であれば歩く機会を増やすと効果的です。しかし、伊藤リハビリセンターでみさせて頂いている多くの患者さんは自分では歩けません。そのような場合は、どなたかに足首を動かしてもらうだけでも効果を期待できます。伊藤リハビリセンターでも積極的に関節を動かすような施術も行っています。

3、 マッサージ
足の血液循環を良くして溜まった水分の排出が効率的に行われるようにします。その方法は末端から中心へ向かい心臓へ血液を送り返すイメージでマッサージを行います。伊藤リハビリセンターでもむくみを軽減するマッサージを行っています。
また、鼠径部や膝裏、足首部分など血管の通り道を刺激するようなマッサージもおこないます。
4、 温める
足浴など温めることにより血管が拡張し血液循環が良くなります。普通の入浴であっても温めることはできますが高齢者の場合、心臓に負担をかけてしまう事にもなりますので注意が必要です。

5、 サポーター
サポーターで足を引き締めてむくみを予防したり、改善したりします。サポーターを着用することにより筋肉のポンプ作用を助けてくれます。しかし、締めすぎは逆に循環障害を起こす可能性もあるため医師への相談が必要です。

6、 薬
利尿剤をもちいて改善を図ります。薬には副作用がありますので医師や薬剤師とよく相談しましょう。

むくみの種類

腎性浮腫
腎臓の異常によりおこる。全身にむくみが現れ、左右対称にむくみます。
肺に水が溜まってしまうことがあります。

肝性浮腫
肝臓の異常によりおこる。全身にむくみがみられますが、足から起こりやすくなります。
腹痛や腹水、黄疸などの症状がみられます。

心性浮腫
心臓の異常によりおこる。心臓の機能が弱くなり血流が悪くなることで起こります。
主に足がむくみ、夕方になるとむくみが強くなったり呼吸が苦しくなったりします。

静脈性浮腫
静脈の異常により血液が心臓に戻れなくなることによっておこる。
足の静脈の怒張、立っているときに足がだるかったり重かったり、痛みがでます。

リンパ浮腫
リンパ管が傷つき、機能に異常が生じたときにおこる。
手や足の強いむくみや、手や足のだるさがでます。

まとめ

むくみの原因や種類または予防法は様々です。本日紹介させて頂いた内容もほんの一部です。むくみは老若男女問わず現れる症状であり、安易に考えがちな症状でもあります。しかし、その原因によっては非常に怖い症状です。まずはしっかりと病院での診察・検査を受ける事をお勧めします。
むくみの原因により伊藤リハビリセンターでのマッサージやストレッチ、関節運動が有効になります。むくみはその場でスゥーっと引いたりもしますが時間が経つことにより再びむくんできてしまうことが多いです。やはりむくみ改善のためには継続的なリハビリマッサージが必要になります。
通院可能な方であれば、イトーグループの治療院にあるEMSを利用した施術も非常に効果的です!
むくみにお困りの方はぜひ一度ご相談ください!

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