合わない靴を履くリスクとその対策 袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター(イトー鍼灸院)です。
前回のブログで高齢になってからの転倒は寝たきり生活のはじまりにもなる…と書かせて頂きました。
その転倒はバランス能力や筋力の低下ばかりが原因ではなく、なかには合わない靴を履いてしまっていることもリスクになります。
そこで今日は合わない靴を履く事のリスクについて。
おしゃれな靴を履きたいけれど、サイズが合わない靴を無理して履いていませんか? 実は、合わない靴を履くことで健康に悪影響を及ぼすことがあります。
- 合わない靴が引き起こすトラブル
① 足の痛み・変形
サイズが小さい靴を履くと、つま先やかかとが圧迫され、足の変形につながる可能性があります。特に以下のようなトラブルが起こりやすくなります。
- 外反母趾(がいはんぼし):親指が内側に曲がる症状
- 内反小趾(ないはんしょうし):小指が内側に曲がる症状
- ハンマートゥ:指が曲がったまま固まる症状
逆に、大きすぎる靴を履くと、足が靴の中で動きすぎて摩擦が生じ、靴擦れやタコ・ウオノメの原因になります。
② 姿勢の悪化と体の歪み
合わない靴を履くことで歩き方が不自然になり、姿勢が悪くなることがあります。特に、ヒールが高すぎる靴やサイズの合わないスニーカーを履くと、以下のような影響が出ることも。
- 膝や腰の痛み:重心が不安定になり、関節に負担がかかる
- 猫背や反り腰:バランスを取ろうとすることで姿勢が崩れる
- 肩こりや頭痛:全身の歪みが首や肩に影響
③ 疲労の蓄積
歩きにくい靴を履くと、無意識に足に余計な力が入るため、疲れやすくなります。特に長時間歩くと、足の筋肉や関節に負担がかかり、むくみやだるさの原因になることも。
- 正しい靴選びのポイント
靴のトラブルを防ぐために、以下のポイントを押さえましょう。
✅ サイズをしっかり測る
足のサイズは朝と夕方で変わるため、靴を買うときは夕方に試着するのがベスト。専門店で測定してもらうのもおすすめです。
✅ 履き心地をチェック
試着の際は、つま先に適度なゆとりがあり、かかとがしっかりフィットするか確認しましょう。また、店内を歩いてみて違和感がないか確かめることが大切です。
✅ シーンに合わせた靴を選ぶ
長時間歩く日はクッション性の高いスニーカーを、フォーマルな場では足に負担の少ないパンプスを選ぶなど、用途に合った靴を履くことが重要です。
✅ インソールやクッションを活用する
すでに買ってしまった靴が少し合わない場合は、インソールやクッションパッドを使って調整すると、フィット感が改善されることがあります。
- まとめ
合わない靴を履くことは、足の痛みや体の歪み、疲労の原因になります。自分に合った靴を選び、快適に過ごせるようにしましょう。足は一生使う大切な部分です。しっかりケアして、健康的に歩ける毎日を目指しましょう!