電気毛布の正しい使い方と危険性 袖ケ浦市の訪問リハビリマッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市の訪問リハビリマッサージ 伊藤リハビリセンターです!!
先日、私がお伺いしたご利用者さんからのお話です。
お伺いする前日に身体が動かなくなり、ご家族に支えてもらって移動したとの事です。心配になって病院へ行き、電気毛布をつけっぱなしにして寝ていることによる脱水ではないか?
と言われたそうです。
その後、電気毛布の使用をやめて、水分補給を多くとるようにして、同じような症状はでていないようです。
私たちがお伺いするご利用者さんは、かなりの割合で電気毛布をしようしています。
なかには、麻痺があり足が冷え切った状態の為に一年中電気毛布を使用している人もいます。
使用するにあたり、注意しなければいけない事を理解しておかなければいけないなと思いました。
低温火傷の危険性は誰しもが理解しているかとは思いますが、そのほかに『質のいい睡眠』の妨げになってしまうという事です。
人間は、夜になると体温は高くなり、眠くなると少しずつ体温が低下し、朝起きる時間に近づくと少しずつ体温が上がってくるというのが理想的なパターンです。
電気毛布を使用していることにより、そのパターンが乱れ眠りが浅くなってしまい睡眠の質が悪くなってしまいます。
質の良い睡眠をとるためには、寝ている時に体温をさげる必要があるのに、ずっと温められている状態だと、体温を下げよう、下げようとして汗をかき体温コントロールをします。
そのために脱水を起こしてしまうのです。
夏場は意識して水分を摂ろうとしますが、寒くなってくると自然と水分摂取量は落ちてきます。それも脱水に陥りやすい原因の1つでしょう。
電気毛布の使い方としてオススメなのは、寝る30分前に布団を温めておいて、布団に入ったときにスイッチを切る方法です。
そうすれば、寝ている間に体温を上げることなく質の良い睡眠がとりやすくなります。
寝付けないという方は、タイマー機能をつかうのも良いでしょう。
暖かくて気持ちのよい電気毛布ですが、体調を崩さぬように正しい使い方をして快適な生活を送りましょう!!