【ブログ】軒下のツバメ
大雨が降ったり30℃を越えたりと、コロコロ変わる天気ですが、皆さんは体調を崩していませんか?
気温のかわりやすい季節ですので、お身体ご自愛くださいませ。
田んぼの真ん中にある我が治療院には軒下にツバメの巣があり、毎年4~5月になるとツバメが帰ってくるのですが、今年も帰ってきました。そしてヒナも孵ったようです。
この時期になるといつも気になるのが、帰ってきたツバメは、去年、治療院の軒下で生まれた子なのか?それとも生んだ親なのか?はたまた全くの他人なのか?ということです。
いろいろと調べてみたんですけど、いろんな意見があってはっきりしませんでした。
一般的にはツバメの一年間の平均死亡率は60~70%位だといわれているようで、特に生まれて一年目の死亡率は80%前後ときわめて高く、この数値からするとツバメの平均寿命はおよそ1.5年ぐらいだそうです。また、近親交配を避けるためにヒナは親とは別の地域に行くと考えられるそうです。
ということは、軒下にきているツバメは毎年違うツバメである確率が高いのかなぁと、ちょっとがっかりしたりもします。
でも、一方では、ツバメは帰巣本能が強く、成鳥は47%ぐらいの確率で巣に帰還するというデータもあるようです。そして、オスのほうがメスより帰巣率が高い(オス47%、メス33%)ようですね。
先にオスが帰ってきた場合、オスが到着してから5日以内にメスが到着すれば前年と同じペアで繁殖し、10日以内でも約半数が同じペアで繁殖します。しかし10日以上だと別の相手と繁殖するそうです。
まあ、ツバメの5日はヒトにしてみれば7~8か月ぐらいでしょうかねえ。ヒトにすると、1年以内は待つけど1年半は待てない。といったところでしょうか。
ちなみにオスよりメスが早く到着した場合は、全て離婚します・・・・
いずれにしても、かわいいヒナたちと彼らを育てる親鳥の姿は、ほっこりした気分になりますね。
これからも帰ってきたツバメたちをあたたかく見守っていきたいと思います。