80代からの食生活について 袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター(イトー鍼灸院)です。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
ご利用者様の年齢的には80代の方が一番多いです。
80代になってくると、基礎疾患がなくてもあちこち痛みが出てきたり、体力の落込みをよけいに感じたり…衰えを感じやすくなってきます。
そこで大事なのは運動+食事+睡眠が基本!
今日はその中で、80代の食生活について解説させて頂きます。
年齢を重ねるごとに、体の変化とともに食生活の見直しが大切になってきます。特に80代に入ると、「昔と同じように食べているのに、体がついてこない」と感じることも増えてくるかもしれません。でも、少しの工夫で毎日の食事が体の元気を支えてくれる心強い味方になります。
- 無理にたくさん食べなくていい
食欲が落ちてくるのは自然なこと。大切なのは「量より質」です。少ない量でも栄養がしっかりとれる食事を意識しましょう。例えば、
- 卵、納豆、豆腐など、消化のよいタンパク源
- 柔らかく煮た野菜やスープでビタミン・ミネラルを補給
- ヨーグルトや牛乳でカルシウムを
- 噛みやすく、飲み込みやすく
歯や飲み込む力が弱くなってくると、食べるのが億劫になりがちです。そんなときは、
- 野菜はしっかり火を通して柔らかく
- お肉はひき肉や薄切りで調理
- とろみをつけて飲み込みやすくする工夫もおすすめ
- 水分補給を忘れずに
年齢とともに「喉の渇き」を感じにくくなるため、知らず知らずのうちに水分不足に。1日にコップ6~8杯を目安に、お茶やスープなどからも水分を摂りましょう。
- 食事は「楽しみ」に
誰かと一緒に食べると、食欲がわいたり、気分も明るくなったりします。離れて暮らす家族と電話しながら食べる、デイサービスの食事を楽しむなど、「食べる時間」を楽しめる工夫を。
80代は人生の熟成期。無理をせず、でもちょっとだけ意識して食事を整えることで、毎日をもっと快適に、心地よく過ごすことができます。自分のペースで、できることから始めてみませんか?