BEFASTってご存知ですか? 袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター(イトー鍼灸院)です
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
突然ですが皆さんは「BEFAST(ビーファスト)」という言葉をご存じですか?
これは、脳梗塞の早期発見・早期対応のための合言葉です。
脳梗塞は、一刻も早い対応が命を左右します。
今回は、**脳梗塞のサインを見逃さないためのキーワード「BEFAST」**についてご紹介します。
■ 脳梗塞とは?
脳梗塞とは、脳の血管が詰まることで、脳に酸素や栄養が届かなくなる病気です。
発症から治療までの時間が非常に重要で、発見が早いほど後遺症が軽くなる可能性が高まります。
■ BEFASTとは?
BEFASTとは、脳梗塞の初期症状を見逃さないための6つのチェックポイントをまとめた言葉です。
Balance(バランス):バランス感覚の損失 ふらつく、立てない、歩けない
Eyes(目の異常):視界の移乗 片目だけ見えにくい、視野が欠ける
Face(顔のゆがみ):顔の歪み 片方の口角が下がる、笑えない
Arms(腕のまひ):手足のまひ 両手を上げようとしても片方が上がらない
Speech(言葉の障害):言葉のもつれ ろれつが回らない、言葉が出ない
Time(今すぐ119番!):一刻を争う すぐに救急車を呼ぶ
この6つのサインのどれか一つでも見られたら、迷わず救急車を呼ぶことが大切です。
■ なぜBEFASTが重要なの?
脳梗塞の治療では、発症から4.5時間以内に行える「t-PA静注療法」という治療法があります。
これは血栓を溶かして血流を回復させる方法で、時間が経つほど適用が難しくなるため、
いかに早く異変に気づき、行動するかがカギになります。
■ ご家族や高齢者施設でも意識を
特に高齢者や、持病(高血圧・糖尿病・心房細動など)をお持ちの方は、脳梗塞のリスクが高まります。
ご家族や介護施設のスタッフの方々も、BEFASTを覚えておくことで、命を救える可能性があります。
BEFASTは「命を守る6文字」。
もしもの時に慌てないよう、今から知っておくことが大切です。
💡 覚えておきましょう!
当社でも、ご高齢者の健康を守るため、日々の観察と異変の早期発見に努めています。
気になる症状があれば、すぐに医療機関へご相談ください。
※この情報は一般的なものであり、個別の症状については必ず医師の診断を受けてください。