高齢者の入浴について  袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター

いつもブログをご覧になって頂き本当にありがとうございます。

袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター(イトー鍼灸院)です。

だいぶ暑くなりシャワーで済ますことも多くなってきたのではないでしょうか?

私達伊藤リハビリセンターのご利用者様はデイサービスや訪問入浴のサービスを利用している方が多くいらっしゃいます。

今日は高齢者の入浴について書かせて頂きます。

 

毎日の生活の中で、当たり前のように行っている「入浴」ですが、高齢者にとっては心身ともに大きな恩恵をもたらしてくれる、大切な健康習慣です。

 

  1. 血行促進で冷え予防・痛みの緩和

 

高齢者の方に多い「冷え」や「関節痛」。

お風呂に浸かることで血流が良くなり、手足の先までポカポカと温まります。

また、関節や筋肉の緊張がほぐれ、腰痛や膝の痛みの緩和にもつながります。

 

  1. リラックス効果でストレス軽減

 

ぬるめ(38~40℃)のお湯にゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になり、心が落ち着きます。

日中の不安やストレスを和らげ、夜の安眠にもつながるリラックスタイムになります。

 

  1. 睡眠の質の向上

 

入浴後、体温が徐々に下がることで自然と眠気が訪れます。

「なかなか寝つけない」「夜中に目が覚める」といった高齢者の睡眠の悩みに、入浴はとても効果的です。

 

  1. 清潔の維持と感染予防

 

加齢により皮膚のバリア機能が低下しやすくなるため、清潔を保つことは感染症予防にもつながります。

特に夏場は汗や皮脂、冬場は乾燥による皮膚トラブル予防にも効果があります。

 

  1. 転倒・ヒートショックには要注意

 

ただし、入浴には注意点もあります。

急激な温度変化により「ヒートショック(血圧の急変動)」が起こる可能性があります。

脱衣所と浴室の温度差をなくす工夫や、入浴前の水分補給を心がけましょう。

 

 

入浴は、高齢者にとって「癒し」と「健康」を支える大切な時間です。

介護の現場では、安全に快適に入浴していただけるよう工夫が色々とされているようです。

日々の生活に、ほんの少しの「温もりの時間」を取り入れて、心も体も元気に過ごしましょう!

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