高齢者の健康を守る!サプリメントの適切な取り方 袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター(イトー鍼灸院)です。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
年齢を重ねると、食欲の低下や消化・吸収能力の変化により、必要な栄養が不足しやすくなります。
そんな時に役立つのがサプリメント。
しかし、ただ飲めば良いというわけではなく、適切な取り方が大切です。今回は、高齢者がサプリメントを安全かつ効果的に活用するポイントをご紹介します。
- サプリメントは「食事の補助」
サプリメントはあくまで不足分を補うものであり、食事の代わりではありません。
基本はバランスの良い食事を心がけ、その上で不足しやすい栄養素(カルシウム・ビタミンD・ビタミンB群・たんぱく質など)を補うのが理想です。
- 医師・薬剤師に相談してから
高齢者は持病の治療薬を服用していることが多く、薬とサプリメントの飲み合わせによっては効果が減ったり、副作用が強まることがあります。
たとえば、ビタミンKは抗凝固薬(ワルファリンなど)と作用が干渉することがあります。
新しくサプリメントを始めるときは、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。
- 過剰摂取に注意
「多ければ多いほど効く」というわけではありません。
脂溶性ビタミン(A・D・E・K)は体内に蓄積されやすく、過剰になると健康被害を起こすことも。
パッケージの1日の目安量を守ることが重要です。
- 吸収率を高める飲み方
- 水またはぬるま湯で飲む(お茶やコーヒーは吸収を妨げる成分がある場合あり)
- 食後に飲むと吸収が良くなる栄養素(脂溶性ビタミンなど)も多い
- プロテインやアミノ酸系は運動後や間食時に活用すると効果的
- 定期的な見直しを
年齢や体調によって必要な栄養素は変わります。
「飲み始めたけど今は必要ない」サプリメントもあるため、半年~1年ごとに内容を見直しましょう。
- サプリは食事の補助として使う
- 薬との飲み合わせに注意し、必ず専門家に相談
- 過剰摂取は避け、目安量を守る
- 水またはぬるま湯で、吸収を考えて飲む
- 定期的に必要性を見直す
サプリメントは上手に使えば、高齢者の健康維持にとても役立ちます。
「自己判断で続ける」のではなく、「体に合ったものを適量」という意識が、安心して長く健康を守るコツです。