高齢者のやる気を引き出す話し方 袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター

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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。

当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。

 

高齢になると、体力や気力が以前のように湧かず、「やる気が出ない」と感じる方も多くなります。

しかし、高齢者のやる気は話し方ひとつで大きく変わることをご存じでしょうか?

 

私たち伊藤リハビリセンターでは、訪問マッサージや鍼灸の現場で、多くのご高齢の方と接しています。その中で実感するのは、「やる気を引き出す話し方」は健康維持やリハビリの効果にも直結するということです。

 

 

  1. 否定よりも肯定

 

高齢者のやる気を引き出す話し方の基本は、できたことを認めることです。

「まだ歩けるじゃないですか」ではなく、「今日もここまで歩けましたね!」と肯定的に伝えると、本人の自信につながります。

 

 

  1. 小さな目標で達成感を

 

「毎日30分歩く」という目標は負担が大きいですが、「今日は玄関まで歩きましょう」なら達成できます。

達成感の積み重ねは、高齢者のやる気を持続させる最大のポイントです。

 

 

  1. 質問して本人の意思を引き出す

 

「今日は何をしてみたいですか?」と質問することで、受け身ではなく自分で選ぶ感覚が生まれます。

自分で決めたことは、やる気につながりやすいのです。

 

 

  1. 過去の成功体験を思い出してもらう

 

「前に〇〇ができたとき、嬉しそうでしたね」と声をかけると、

その時のポジティブな気持ちが再び湧き上がります。これは心理的なエネルギー補給になります。

 

 

  1. 共感と一緒の喜び

 

高齢者のやる気を高めるには、成果を一緒に喜ぶことが大切です。

「できましたね!私も嬉しいです」という共感は、「また頑張ろう」という気持ちを生みます。

 

 

訪問マッサージでの実例

 

当院の施術中でも、「今日は手の動きがスムーズになっています」「昨日より歩幅が広がりましたね」といった具体的な変化をお伝えすると、利用者さまの表情が明るくなります。

これはまさに、高齢者のやる気を引き出す話し方の効果です。

 

 

 

高齢者のやる気は、命令や説得ではなく、「認める」「褒める」「共感する」という話し方で引き出せます。

話し方を少し変えるだけで、毎日の生活も、リハビリの効果も大きく変わります。

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