高齢者にとって大切な栄養素とは? 袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター

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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。

当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。

年齢を重ねると、体の機能はゆっくりと変化していきます。

筋肉量の減少や骨の弱り、免疫力の低下などは自然なことですが、毎日の栄養のとり方次第で、その進み方をゆるやかにし、元気な日常を長く保つことができます。今回は、高齢者にとって特に大切な栄養素をご紹介します。

 

 

  1. タンパク質 ― 筋肉と体力の源

 

加齢とともに筋肉は減少しやすくなります。筋肉量の低下は転倒や寝たきりのリスクを高めるため、タンパク質の摂取がとても大切です。

  • 主な食品例:魚、鶏肉、卵、大豆製品(豆腐、納豆)、乳製品(ヨーグルト、チーズ)
  • 目安:毎食に手のひらサイズ程度のタンパク質食品を取り入れる

 

 

  1. カルシウム & ビタミンD ― 骨の健康を守る

 

骨粗しょう症予防にはカルシウムが欠かせません。さらに、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも一緒に意識しましょう。

  • 主な食品例:牛乳、小魚、チーズ、干ししいたけ、鮭
  • ビタミンDは日光浴でも作られるため、1日15分ほどの外出もおすすめ

 

 

  1. ビタミンB群 ― 脳と神経の健康に

 

ビタミンB群は脳や神経の働きを助け、エネルギー代謝にも関わります。特にビタミンB12は不足すると手足のしびれや記憶力低下を招くことがあります。

  • 主な食品例:赤身肉、レバー、魚介類、卵、乳製品

 

 

  1. 食物繊維 ― 腸の調子を整える

 

高齢になると便秘がちになる方も多く、食物繊維は腸内環境の改善に役立ちます。

  • 主な食品例:野菜、果物、きのこ、海藻、全粒穀物
  • 水分と一緒にとることで便通改善効果がアップ

 

 

  1. 水分 ― 見落としがちな大切な要素

 

高齢者は喉の渇きを感じにくくなるため、脱水症のリスクが高まります。

  • 目安:1日1.2〜1.5L(食事の水分も含む)
  • お茶、麦茶、スープ、味噌汁などでこまめに補給

 

 

栄養と体のケアはセットで考える

 

栄養素をしっかり取っても、筋肉や関節を動かさなければ体力は保てません。

イトーメディカルケアでは、訪問マッサージや鍼灸で血流を促し、筋肉のこわばりを和らげることで、食事から得た栄養が体のすみずみまで届くお手伝いをしています。

 

「食べて・動いて・ケアする」

この3つのバランスが、健康寿命を延ばすカギです。

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