高齢者にとって危険な運動とは?安全に体を動かすためのポイント  袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター

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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。

当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。

年齢を重ねると、筋力や骨の強さ、バランス感覚が若い頃よりも低下します。そのため、健康のために運動を始めても、間違った運動や過度な負荷は逆にケガや事故につながることがあります。ここでは高齢者にとって危険な運動と、安全に体を動かすための注意点をまとめました。

 

  1. 高負荷の筋トレや急なダッシュ
  • 若い頃のように重いダンベルやバーベルを使った筋トレは、関節や腰への負担が大きく、骨折や腰痛のリスクがあります。
  • 急に全力で走るダッシュも心臓や関節に負担をかけるため注意が必要です。

 

  1. 高い場所でのジャンプやステップ運動
  • トランポリンや高い段差での運動は、転倒のリスクが非常に高く危険です。
  • 特に骨粗鬆症がある方は、骨折につながる恐れがあります。

 

  1. 激しいねじり動作を伴う運動
  • テニスやゴルフなど、急激なねじり動作は腰や膝を痛めやすくなります。
  • 運動前に十分なストレッチを行うことが大切です。

 

  1. 長時間の立ちっぱなしや負荷のかかるウォーキング
  • 膝や腰への負担が大きく、特に舗装されていない道での長時間歩行は関節痛や転倒リスクが高まります。

 

 

安全に運動するためのポイント

  1. 無理のない範囲で始める

最初は短時間・低負荷から始め、徐々に体を慣らしましょう。

  1. バランス重視の運動を取り入れる

ヨガや太極拳、簡単なストレッチは筋力と柔軟性、バランス感覚を同時に鍛えられます。

  1. 専門家に相談する

持病や関節症がある場合は、理学療法士や鍼灸・マッサージの専門家に相談しながら運動計画を立てることが安全です。

  1. 運動環境に注意する

滑りやすい場所や段差のある場所は避け、転倒リスクを減らしましょう。

 

 

高齢者の運動は「安全第一」が基本です。正しい運動を選び、無理なく続けることで、健康な体を維持し、日常生活の自立度を高めることができます。

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