高齢者が「とりすぎ注意」な栄養素とは?  袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター

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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。

当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。

「健康のためにしっかり栄養を!」という気持ちはとても大切ですが、実は高齢になると**“とりすぎ”が逆に体の負担になる栄養素**があります。

ここでは、特に注意したい代表的な栄養素を解説します。

 

 

  1. 塩分(ナトリウム)
  • 注意理由:高血圧や心臓病、腎臓病のリスクを高めます。
  • 目安:1日6g未満(厚生労働省推奨)
  • ポイント:味噌汁や漬物、加工食品の塩分量に要注意。減塩しょうゆやだしの活用で美味しさはキープできます。

 

 

  1. 脂質(特に飽和脂肪酸)
  • 注意理由:動脈硬化、心筋梗塞、肥満の原因に。
  • 多く含む食品:バター、ラード、脂身の多い肉、揚げ物
  • ポイント:オリーブオイルや青魚の脂に置き換えると血管にも優しい食事に。

 

 

  1. 糖分(単純糖質)
  • 注意理由:血糖値の急上昇→糖尿病や認知症リスクの増加。
  • 多く含む食品:菓子パン、ジュース、お菓子
  • ポイント:甘味は果物やさつまいもなど“自然な甘み”で満たすのがおすすめ。

 

 

  1. カリウム(腎機能が低下している場合)
  • 注意理由:腎臓病があるとカリウムが排出されにくく、不整脈や心停止の危険が。
  • 多く含む食品:バナナ、ほうれん草、じゃがいも
  • ポイント:腎機能が低下している場合は、医師や栄養士の指導のもと摂取量を調整。

 

 

  1. ビタミンA(脂溶性ビタミン)
  • 注意理由:とりすぎると肝障害、骨粗しょう症リスクの増加。
  • 多く含む食品:レバー、うなぎ、サプリメント
  • ポイント:必要量は食事で十分。サプリでの重複摂取に注意。

 

 

高齢期は**「足りない」だけでなく「とりすぎ」も健康リスク**になります。

特にサプリメントや加工食品を利用している場合は、知らず知らずのうちに過剰摂取していることもあります。

食事内容を時々見直し、必要に応じて医師や管理栄養士に相談しましょう。

 

 

💡 伊藤リハビリセンターからのひとこと

健康を守るための栄養管理は、無理をせず“ちょうどいい”を心がけることが大切です。訪問マッサージや鍼灸施術では、体調や食生活のちょっとしたご相談も承っています。

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