足首の可動域低下がもたらす影響について  袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター

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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター(イトー鍼灸院)です。

当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。

ご利用者様の中には尖足といってつま先が下がったままになってしまっている方もいらっしゃいます。

足首の可動域が狭くなってしまうとどのような影響が出てしまうのか…

 

■ 足首の可動域とは?

 

足首の可動域とは、足首がどれだけ上下や左右に動くかの範囲を指します。特に重要なのは「背屈(つま先を上げる動き)」と「底屈(つま先を下げる動き)」です。この動きがスムーズに行えることで、私たちは安定して立ち、歩き、しゃがみ込むことができます。

 

 

■ 可動域が低下するとどうなるの?

 

足首の可動域が狭くなると、体全体のバランスや動きに様々な悪影響が出てきます。

 

  1. 転倒リスクの増加

 

足首がうまく動かないと、歩行時のバランスが崩れやすくなり、つまずきやすくなります。特に高齢者にとっては、転倒が骨折などの大きな事故につながるため、非常に注意が必要です。

 

  1. 姿勢の乱れ

 

足首の動きが制限されると、膝や腰などの他の関節で代償的な動きが生じ、全身の姿勢に悪影響を及ぼします。猫背や反り腰の原因になることも。

 

  1. 歩行や階段昇降が困難に

 

足首の柔軟性がないと、歩幅が狭くなったり、階段の昇り降りがスムーズにできなくなります。日常生活の中で「ちょっとした動作」が億劫に感じるようになるのです。

 

  1. スポーツや運動パフォーマンスの低下

 

足首はジャンプや方向転換など動きの起点になる部分です。ここが硬いと、ケガのリスクも高まり、パフォーマンスも発揮しにくくなります。

 

 

■ 可動域を維持・改善するには?

 

  • ストレッチ・マッサージ

 

ふくらはぎやアキレス腱、足首まわりのストレッチは、毎日の習慣にすると効果的です。

 

  • 足首を回す体操

 

座ったままでもできる足首回し(左右にゆっくり円を描くように動かす)は、血流改善にもつながります。

 

  • 正しい靴選び

 

足首のサポートがしっかりした靴を選ぶことも、日常生活の中で可動域を守る一つの工夫です。

 

 

 

■ まとめ

 

足首の可動域は、年齢や運動習慣の有無にかかわらず、全身の健康と密接に関わっています。「最近、つま先が引っかかりやすい」「歩くと疲れやすい」と感じたら、足首の柔軟性を見直してみましょう。

 

当院では、足関節の機能訓練やストレッチ指導も行っています。気になる方はお気軽にご相談ください。

無料体験施術のご予約も受け付けております!是非ご利用ください!

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