認知症と物忘れの違いについて 袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター(イトー鍼灸院)です。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージ、鍼灸治療を行なっています。
よくご利用者様から「認知症になったかも…」「最近物忘れが多くて…」なんて声があがります。
そこで今日は認知症と物忘れの違いについて!
認知症と物忘れの違いとは?
加齢とともに記憶力が低下するのは自然なことですが、「認知症」と「単なる物忘れ」には大きな違いがあります。
- 物忘れとは?
物忘れは、加齢による脳の機能低下やストレス、疲れなどが原因で起こる一時的な記憶障害です。例えば、
✅ 体験したことは覚えているが、細かい部分を忘れる
✅ ヒントをもらうと思い出せる
✅ 日常生活に大きな支障はない
といった特徴があります。例えば、「昨日の夕飯、何を食べたっけ?」と思い出せなくても、「そういえばカレーだったよ」と言われると「あぁ、そうだった!」と思い出せる場合は、単なる物忘れです。
- 認知症とは?
認知症は、脳の神経細胞が障害を受け、記憶や判断力、思考能力に影響を及ぼす病気です。単なる物忘れとは異なり、進行性であり、次のような特徴があります。
✅ 体験したこと自体を忘れてしまう
✅ ヒントをもらっても思い出せない
✅ 時間や場所、人の名前などが分からなくなる
✅ 日常生活に支障が出る
例えば、「昨日の夕飯は何を食べた?」と聞かれても、そもそも食事をしたこと自体を覚えていない場合は、認知症の可能性があります。
3.認知症かも?と思ったら…
「最近、家族が大事なことを頻繁に忘れるようになった」「時間や場所が分からなくなることがある」などの変化に気づいたら、早めに医師に相談しましょう。
認知症は早期発見・早期治療が重要です。生活習慣の改善や適切な治療によって進行を遅らせることができるため、不安を感じたら専門医の診察を受けることをおすすめします。
✔ 物忘れは加齢による自然な現象で、ヒントがあれば思い出せる
✔ 認知症は体験したこと自体を忘れ、日常生活に支障をきたす
✔ 違和感を感じたら、早めに医師に相談することが大切
年齢を重ねるにつれ、記憶力の低下を感じることは誰にでもあります。しかし、「単なる物忘れか、それとも認知症の兆候か」を見極めることが、健康的な生活を送るための第一歩です。
認知症は予防や進行を遅らせることができる病気です。適度な運動やバランスの取れた食事、脳を活性化させる習慣を取り入れ、いつまでも元気に過ごしましょう!