訪問鍼灸で出来る東洋医学的ケアとは?  袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター

いつもブログをご覧になって頂き本当にありがとうございます。

袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター(イトー鍼灸院)です。

当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。

高齢者や身体に不自由がある方にとって、自宅で受けられる訪問鍼灸はとても心強い存在です。ただ「鍼灸=痛みのケア」と思われがちですが、実は東洋医学的な視点からのケアができるのも大きな魅力です。

 

今回は、訪問鍼灸で提供できる「東洋医学的ケア」について、わかりやすくご紹介します。

 

 

東洋医学とは?簡単におさらい

 

東洋医学は「気・血・水(き・けつ・すい)」のバランスを整える医学です。五臓六腑(ごぞうろっぷ)や陰陽、経絡(けいらく)といった概念を使って、体の内側から不調の根本を見つけて整えるのが特徴です。

 

 

訪問鍼灸でできる東洋医学的ケア

 

  1. 自律神経の調整

 

不眠・イライラ・不安などの精神的な不調は、自律神経の乱れが原因のことも多いです。鍼灸では「肝」や「心」などの経絡を整え、心身をリラックスさせることで安眠や落ち着きを導きます。

 

  1. 消化機能のサポート

 

食欲不振や便秘、下痢といった消化器の不調にも鍼灸は有効です。「脾」や「胃」の働きを整える経穴(ツボ)にアプローチし、内臓のバランスを整えることで、体力の回復を後押しします。

 

  1. 冷えやむくみの改善

 

東洋医学では、冷えは「陽気の不足」、むくみは「水の巡りの悪さ」と捉えます。温灸や鍼で体を温め、「腎」や「脾」を補うことで、めぐりの良い体づくりをサポートします。

 

  1. 痛みの緩和と“気”の流れの調整

 

腰痛や肩こり、関節の痛みは「気血の滞り」として現れます。経絡の流れに沿った鍼灸施術で、痛みだけでなく体全体のバランスを整えることができます。

 

  1. 体調変化の“予防ケア”

 

東洋医学では「未病(みびょう)」=病気になる前の段階でケアすることが大切とされます。定期的な鍼灸により、日々の体調変化を早めに察知し、悪化を防ぐことが可能です。

 

 

東洋医学の知恵で、“生活の質”を高める

 

訪問鍼灸の魅力は、単に体の痛みを和らげるだけでなく、「その人らしく毎日を過ごす」ためのサポートができることです。

 

脈や舌、肌の色などから全身の状態を読み取る東洋医学の視点は、一人ひとりに合わせたオーダーメイドのケアを可能にします。

 

 

 

訪問鍼灸は、東洋医学的なアプローチを活かし、身体だけでなく心のケアまで行える、まさに“生活に寄り添う医療”です。

 

ご自宅で無理なく、穏やかに、健康を取り戻していく——

それが、訪問鍼灸で提供できる価値です。

Follow me!