脳梗塞後遺症に対するリハビリマッサージ 袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
「脳梗塞を起こしてからもう1年以上経っているけど、
今さらマッサージを受けても意味はあるの?」
このようなご質問を、患者さんやご家族からよくいただきます。
結論からお伝えすると、発症から時間が経っていても、マッサージが役立つケースは多くあります。
「回復期を過ぎたら良くならない」は本当?
脳梗塞のリハビリでは
- 急性期
- 回復期
- 維持期(慢性期)
と段階があります。
確かに、麻痺そのものが劇的に回復しやすいのは回復期までと言われています。
しかし、これは「何も改善しなくなる」という意味ではありません。
慢性期でも、
- 筋肉のこわばり
- 関節の動かしにくさ
- 痛み
- 姿勢の崩れ
- 日常生活の動作のしづらさ
といった問題は適切なケアで改善が期待できます。
慢性期にマッサージが期待できる効果
発症から1年以上経過した方に対して、マッサージで期待できるのは主に次の点です。
① 筋緊張(つっぱり)の軽減
麻痺側の筋肉は常に力が入りやすく、
放置するとさらに動きづらくなります。
マッサージにより血流を促し、筋の緊張を和らげます。
② 関節の動きの改善
肩・肘・手首・股関節・足首など、
動かさないことで関節が硬くなりやすくなります。
マッサージと可動域ケアを組み合わせることで、動かしやすさが変わります。
③ 痛みの軽減(肩・腰など)
脳梗塞後は姿勢の偏りや代償動作により、
健側や肩・腰に痛みが出やすくなります。
痛みを軽減することで、日常生活の負担が減ります。
④ リラックス・睡眠の質向上
慢性的な緊張は自律神経にも影響します。
マッサージは心身のリラックスを促し、睡眠や気分の安定にもつながります。
マッサージだけで「麻痺は治る」?
大切なことですが、
マッサージだけで麻痺そのものが完全に治るわけではありません。
しかし、
- 動かしやすい体をつくる
- 痛みやつっぱりを減らす
- 生活の質(QOL)を上げる
という点では、慢性期でも非常に意味のあるケアです。
特に、
- 「最近また体が硬くなってきた」
- 「動くのがつらくなってきた」
- 「リハビリが終わって何もしていない」
という方ほど、体の変化を実感されることがあります。
まとめ
✔ 発症から1年以上経っていてもマッサージは無意味ではない
✔ 筋緊張・関節の硬さ・痛みの改善が期待できる
✔ 日常生活の動きやすさ、快適さの向上につながる
✔ 継続的なケアが慢性期こそ重要
脳梗塞後遺症は「時間が経ったから仕方ない」と諦める必要はありません。
その方の状態に合わせたケアを行うことで、今より楽な体を目指すことは十分可能です。

