床ずれは甘くない…褥瘡から起こる危険な合併症とは? 袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
「ただの床ずれでしょ?」
そう思われがちですが、実は床ずれ(褥瘡)は
命に関わる合併症を引き起こすこともある疾患 です。
特に在宅療養中の高齢者では注意が必要です。
今回は、床ずれから起こる
危険な合併症 について解説します。
床ずれ(褥瘡)とは?
長時間同じ姿勢が続くことで、
皮膚や組織が圧迫され壊死してしまう状態です。
できやすい部位👇
- 仙骨部(おしり)
- かかと
- 肩甲骨周囲
- 大転子部
寝たきりの方だけでなく、
座位時間が長い方にも起こります。
床ずれから起こる危険な合併症
① 感染症(最も多い)
床ずれは皮膚のバリアが壊れた状態。
そこから細菌が侵入します。
起こりやすい感染👇
- 蜂窩織炎
- 骨髄炎
- 敗血症
特に敗血症は命に関わる重篤な状態です。
② 骨髄炎
深い褥瘡では
骨まで感染が及ぶことがあります。
特徴👇
- 治りにくい
- 長期治療が必要
- 手術になることも
「いつまでも治らない床ずれ」は要注意です。
③ 低栄養の悪循環
床ずれがあると👇
- 食欲低下
- たんぱく質不足
- 筋力低下
結果として
さらに床ずれが悪化します。
褥瘡=栄養状態のバロメーター とも言われます。
④ 貧血
慢性的な滲出液や出血により
貧血が進行することがあります。
症状👇
- だるさ
- 活動量低下
- 回復力低下
見逃されやすい合併症です。
⑤ 廃用症候群の進行
床ずれができると
動かすことが怖くなり、活動量が低下します。
すると👇
- 筋力低下
- 関節拘縮
- 認知機能低下
- 嚥下機能低下
全身状態が一気に悪化します。
⑥ 敗血症(重篤例)
褥瘡から菌が全身に回ると
敗血症を引き起こします。
サイン👇
- 発熱
- 元気がない
- 食事量低下
- 意識レベル低下
高齢者では
発熱が目立たないこともあり注意が必要です。
在宅で見逃されやすい危険サイン
ご家族がチェックしたいポイント👇
- 急に元気がなくなった
- 食事量が落ちた
- 床ずれのにおいが強い
- 滲出液が増えた
- 周囲が赤く腫れている
「いつもと違う」は重要なサインです。
早期対応が命を守る
床ずれは
早期対応で予後が大きく変わる疾患 です。
重要なのは👇
- 体位変換
- 栄養管理
- 皮膚ケア
- 圧抜き
そして
多職種連携が不可欠です。
訪問施術者としてできること
訪問鍼灸・マッサージでは👇
✔ 血流改善
✔ 浮腫軽減
✔ 関節拘縮予防
✔ 体位変換しやすい体づくり
をサポートできます。
また現場では
早期異常の気づき役 としての役割も重要です。
こんな場合はすぐ相談を
以下の場合は医療機関へ👇
- 急に深くなった
- 黒くなってきた
- 膿や悪臭がある
- 発熱や元気消失
「様子見」は危険なケースもあります。
まとめ
床ずれは
単なる皮膚トラブルではありません。
放置すると👇
- 感染症
- 骨髄炎
- 敗血症
など命に関わる合併症を招くこともあります。
だからこそ
早期発見・早期対応が何より重要です。
在宅療養を支えるために、
日々の小さな変化を見逃さないことが大切です。

