年齢を重ねてからの体重管理について 袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に、在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
年齢層的にはご高齢の方が多く、徐々に体重が落ちてきてしまう人、体重が落ちずに悩む人など様々です。
年齢を重ねると、体の変化とともに「体重管理」の難しさを感じる方も多いのではないでしょうか?
「若いころは少し食事を控えればすぐに体重が落ちたのに、今は全然落ちない…」
「最近ちょっと痩せすぎて、体力がなくなってきた気がする…」
そんな声をよく耳にします。高齢期の体重管理は、見た目のスリムさよりも“健康的な体重を維持すること”が最も大切です。
なぜ高齢者にとって体重管理が大切なの?
高齢になると基礎代謝が下がり、筋肉量も減少しやすくなります。それによって太りやすくなる一方で、栄養が不足して痩せてしまうケースもあります。
太りすぎによるリスク
・糖尿病や高血圧などの生活習慣病
・膝や腰など関節への負担
・転倒・骨折のリスク上昇
痩せすぎによるリスク
・筋力の低下(サルコペニア)
・免疫力の低下
・寝たきり・要介護状態のリスク
つまり、「太りすぎ」も「痩せすぎ」も、どちらも健康を損なう可能性があるのです。
体重だけでなく“筋肉”も意識して
高齢者の健康維持において重要なのが「筋肉量」です。体重が標準範囲にあっても、筋肉が少ないと、転倒しやすくなったり疲れやすくなったりします。バランスの良い食事と適度な運動を通じて、筋肉を保つことが大切です。
おすすめの取り組み:
・たんぱく質をしっかり摂る(肉・魚・卵・豆類)
・1日20~30分程度のウォーキングやストレッチ
・定期的な体重・体組成のチェック
無理なダイエットはNG!
高齢者が体重を落とそうとして急に食事量を減らしたり、極端な制限をすると、逆に体調を崩す危険があります。大切なのは「無理なく、ゆるやかに」体重や筋肉を維持していくこと。
特に糖尿病や高血圧などをお持ちの方は、かかりつけ医や管理栄養士と相談しながら、安全に体重管理を進めましょう。
高齢期の体重管理は、「やせすぎず、太りすぎず、筋肉を保つ」がキーワードです。
毎日の生活の中に、栄養バランスのとれた食事と適度な運動を少しずつ取り入れて、健康で元気な毎日を過ごしましょう。
当院では体力維持を目的とした、筋力トレーニングなども施術に組み込んでおります。
無料体験のご予約も受け付けておりますので、お気軽にお問合せ下さい。