年末の大掃除で肩こり悪化? すぐできるセルフマッサージ術 袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター

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袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。

当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。

12月になると気になるのが 年末の大掃除。

普段使わない筋肉を使ったり、長時間同じ姿勢で作業をしたりすることで、掃除のあとに肩まわりがガチガチ…という経験ありませんか?

 

特に、「高いところを拭く」「重い物を持ち上げる」「下を向いて整理する」など、大掃除の動きは肩や首に大きな負担がかかります。放置しておくと、肩こりだけでなく、頭痛・目の疲れ・倦怠感につながることも。

 

今回は すぐできるセルフマッサージ術と、こりを悪化させないためのコツをご紹介します。

 

 

◆ 大掃除で肩こりが悪化する理由

  1. 腕の挙げ下げが増える

棚の上や窓の桟など、普段届かない場所を拭く動作が増えます。

  1. 長時間の前かがみ姿勢

掃き掃除・床拭き・整理整頓は、首に負担が集中します。

  1. 寒さで筋肉が緊張

冬は血流が悪く、筋肉が固まりやすい季節です。

 

これらが重なると、肩周辺の筋肉が硬くなりやすく、痛みや重だるさを感じます。

 

 

◆ すぐできるセルフマッサージ術

 

① 首の付け根(天柱・風池)をゆっくりほぐす

  • 首の後ろ、髪の生え際あたりにあるくぼみを親指で押します
  • 5秒かけてゆっくり押し、ゆっくり離す
  • 5回繰り返しましょう

 

➡ 頭痛・首の張り・眼精疲労に◎

 

② 肩甲骨まわりを動かす「肩回しマッサージ」

  • 背筋を伸ばし、肩を大きく後ろに10回、前に10回回します
  • 呼吸を止めないのがポイント

 

➡ 血流改善で肩の重さがスッと軽く

 

③ 胸の筋肉(小胸筋)をほぐす

  • 鎖骨の下、脇に近いあたりを指でゆっくり円を描くようにもみます
  • 1分ほど左右行います

 

➡ 猫背改善・肩こりの根本ケアに効果

 

 

◆ こりを悪化させないためのコツ

 

✔ 30分作業したら 1分で肩回し

✔ 高い場所の掃除は 脚立を使い無理な姿勢を避ける

✔ 水拭きは 膝を曲げて前かがみになりすぎない

✔ 寒い部屋は 暖房で少し温めてから作業

 

小さな意識で、肩の負担は大きく変わります。

 

 

◆ 東洋医学の視点:冬の肩こりは「冷えが原因」

 

冬は血流が滞りやすく、筋肉が固まりやすい季節。

東洋医学では 「寒さは気血の流れを止める」 と考えます。

肩こりを感じたら、まず 温める+ほぐす が基本です。

 

おすすめは

  • 蒸しタオル
  • 入浴
  • ホッカイロ(肩甲骨の間に)

 

 

◆ まとめ

 

年末の大掃除は身体にとって意外に「重労働」。

肩こりは早めにケアすることで悪化を防げます。

今年は “頑張る前にひと手間、終わった後にひとほぐし” を意識して、気持ちよく新年を迎えましょう。

 

ご自身でマッサージが難しい場合や、こりが慢性化している場合は、プロの施術を受けるのもおすすめです。

冬の間にしっかりケアして、疲れを持ち越さない体づくりをしていきましょう。

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