夏バテしない食事とは?体を元気に保つ食養生のススメ  袖ケ浦市 木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター(イトー鍼灸院)

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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター(イトー鍼灸院)です。

当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。

 

暑い日が続くと、食欲がなくなったり、体がだるく感じたりしませんか?

それは、いわゆる「夏バテ」かもしれません。

 

夏バテを防ぐには、毎日の「食事」がカギになります。今回は、東洋医学の考え方も交えながら、夏を元気に乗り切る食事のコツをご紹介します。

 

 

◆ なぜ夏バテになるの?

 

夏は高温多湿で、体力を消耗しやすい季節。冷たい飲み物や食べ物をとりすぎると胃腸が冷えて機能が低下し、栄養がうまく吸収されません。

 

また、エアコンによる「冷え」や寝不足も、体力を奪う要因に。

 

 

◆ 東洋医学で見る夏の養生

 

東洋医学では、夏は「心(しん)」の働きが活発になる季節と言われています。心は血液循環や精神活動を司る臓器。

夏はこの「心」を養うことが大切です。

 

そして、夏は「陽」が強すぎて体の「陰」が不足しやすいので、「潤す」ことも意識しましょう。

 

 

◆ 夏バテを防ぐ食材選びのポイント

 

  1. 胃腸をいたわる温かい食べ物

 

冷たいものばかり食べていると、胃腸の働きが鈍くなります。

温かいスープやお味噌汁などを1日1回は取り入れましょう。

 

  1. 水分と一緒にミネラルも補給

 

汗で失われるナトリウムやカリウムを含む食材が◎

・梅干し

・味噌汁

・海藻類

・きゅうり、トマト、なすなどの夏野菜

 

  1. 体を冷まし、潤す食材を活用

 

・スイカ:利尿作用もあり、体の熱を冷ます

・豆腐・緑豆・はとむぎ:湿気を取りながら体を整える

・冬瓜:体を冷やし、むくみにも良い

 

  1. “香り”のある食材で気を巡らせる

 

夏は「気」が滞りやすい季節。しそ、みょうが、生姜などの香味野菜で胃腸の働きを高めましょう。

 

 

◆ 簡単!夏バテ予防のおすすめレシピ

 

・はとむぎ入りの冷やし味噌汁

→胃腸にやさしく、ミネラル補給も◎

 

・トマトとしそのさっぱりサラダ

→抗酸化作用+“気”の巡りUP!

 

・冬瓜と鶏肉の煮物

→冷えすぎず、しっかり栄養を補える一品。

 

 

◆ 食事+ちょっとした習慣で差が出る!

 

・冷たい飲み物は常温か温かいお茶に

・朝食をしっかり食べる(体内時計が整う)

・ゆっくり噛んで食べることで消化促進

 

 

夏バテを防ぐためには、ただ「涼をとる」だけではなく、胃腸を労わり、体にやさしい食事を心がけることが大切です。

東洋医学の知恵を取り入れながら、季節に合わせた食養生で、今年の夏も元気に乗り越えましょう!

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