低血圧の方にオススメのツボとセルフケア 袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
朝起きるのがつらい、立ち上がるとふらっとする、頭がボーッとする…。
そんな症状に悩まされている方は、もしかすると「低血圧」かもしれません。
血圧が低いと、全身に十分な血液が行き渡らず、だるさや冷え、集中力の低下などを感じやすくなります。
今回は、鍼灸の視点から見た低血圧の方におすすめのツボとセルフケア方法をご紹介します。
◆ 鍼灸で低血圧にアプローチできる理由
低血圧は、血液を送り出す力が弱かったり、自律神経のバランスが崩れて血管が広がりすぎていることが原因の一つとされています。
鍼灸やツボ刺激には、
- 自律神経の働きを整える
- 血流を促す
- 胃腸の働きを高める
といった効果が期待でき、体の「巡り」を整えることで血圧の安定につながります。
◆ 低血圧におすすめのツボ3選
① 百会(ひゃくえ)
場所:頭のてっぺん、両耳を結んだ線と頭の中央線が交わるところ。
効果:自律神経を整え、めまいや頭の重さを軽減。
ポイント:指の腹でやさしく円を描くように押します。
朝起きたときや気分がすぐれないときにおすすめ。
② 気海(きかい)
場所:おへそから指2本分ほど下。
効果:エネルギー(気)を補い、体のだるさを改善します。
ポイント:両手をお腹にあて、温かさを感じながら軽く押します。
冷えや疲れやすさを感じる方にぴったりのツボです。
③ 三陰交(さんいんこう)
場所:内くるぶしの上、指4本分くらいの高さ、すねの骨の後ろ側。
効果:血流を促進し、冷えやむくみを改善。
ポイント:足湯のあとやお風呂上がりに押すと効果的。
「足元を温める=血圧を支える」大切なポイントです。
◆ ツボ押しのコツ
・力を入れすぎず、「心地よい」強さでゆっくり押すこと。
・1回に3〜5秒押して離す、を3回ほど繰り返すだけでもOK。
・冷えがある方は、ツボを押す前に温めるとより効果的です。
◆ 生活の中で気をつけたいこと
低血圧の方は、以下のような習慣を意識すると症状が楽になります。
- 朝は急に起き上がらず、ゆっくり体を起こす
- 水分と塩分を適度にとる
- 適度な運動で下半身の筋肉を使う(血流が安定します)
- 睡眠をしっかりとる
小さな習慣の積み重ねが、体の調子を整える一番の近道です。
◆ 伊藤リハビリセンターからひとこと
当院では、低血圧でお悩みの方にも安心して受けていただけるよう、
血流を整え、自律神経の働きをサポートするやさしい鍼灸・マッサージ施術を行っています。
「朝がつらい」「ふらつきやすい」「疲れがとれにくい」などのお悩みがある方は、
お気軽にご相談ください。


