五臓と食材の関係について 袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター(イトー鍼灸院)です。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
前回のブログに引続き食シリーズ!今回は五臓と食材の関係についてです。
何のことでしょうか…?
日々の食事を通して五臓を整えることで、未病を防ぎ、より健康的な身体を目指しましょう。
◆ 五臓とは?
東洋医学では、身体の内部に「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」という5つの臓器があり、それぞれが異なる働きを担っていると考えられています。
◆ 五臓に対応する食材と養生法
▶ 肝(かん)を養う食材
春は「肝」の季節。ストレスや目の疲れが出やすい時期です。
おすすめ食材:
・小松菜、ほうれん草、春菊
・しじみ、あさり
・レモン、梅干し(酸味)
養生ポイント:
夜更かしを避け、イライラを溜め込まないようにしましょう。
▶ 心(しん)を養う食材
夏は「心」が活発に働く季節。熱を冷まし、精神を安定させることが大切です。
おすすめ食材:
・トマト、ゴーヤ、苦瓜
・スイカ、キュウリ
・ハスの実、百合根(精神安定)
養生ポイント:
しっかりと睡眠をとり、過度の興奮や緊張を避けましょう。
▶ 脾(ひ)を養う食材
「脾」は胃腸の働きを意味します。冷たいものや甘すぎるものの摂りすぎに注意。
おすすめ食材:
・かぼちゃ、じゃがいも、さつまいも
・大豆製品(豆腐、味噌)
・米、もち米
養生ポイント:
朝食をしっかり摂る、冷たい飲み物は控えるなど、胃腸を冷やさないことが重要です。
▶ 肺(はい)を養う食材
乾燥に弱い「肺」は秋にケアが必要。潤いを与える食材を意識しましょう。
おすすめ食材:
・梨、白きくらげ、大根
・はちみつ、銀杏
・レンコン
養生ポイント:
適度な運動で呼吸機能を高め、空気の乾燥には加湿などで対策を。
▶ 腎(じん)を養う食材
冬は「腎」が中心。エネルギーを蓄える季節です。
おすすめ食材:
・黒ごま、黒豆、昆布
・くるみ、栗、山芋
・海藻類、貝類
養生ポイント:
冷えを避け、無理なダイエットや過労を控えて、エネルギーの温存を。
◆ まとめ
五臓のバランスを意識した食事は、心と身体を整える第一歩です。毎日を元気に過ごすためにも、自分の体質や季節に合った食材を選んでみてください。