「頑張りすぎない!」施術の目的と意義 袖ケ浦市の訪問リハビリマッサージ 伊藤リハビリセンター

いつもブログをご覧になって頂き本当にありがとうございます。

袖ヶ浦市を中心に、市原市、木更津市、君津市、富津市で訪問リハビリマッサージを行っている伊藤リハビリセンターです。

連休も終わり体調を崩されている方も多いかと思います。
「五月病」というのもありますが、学校や会社に行きたくない、なんとなく体調がすぐれない、やる気がでないなどという状態になってしまう事が多い季節です。

私たち訪問リハビリマッサージの患者さんでも同じで、デイサービスへ行きたくない!運動したくない!という方もチラホラいらっしゃいます。

伊藤リハビリセンターの施術はマッサージ他、ストレッチや関節運動、場合によっては簡単な起立練習なども行います。
マッサージは「気持ちよく、かつ効果的な刺激量」を追求していますが、関節運動などの抵抗運動は患者さんの力をかりながら行っているため、力の入り具合をみながら、ついつい「頑張れ!!」と声をかけてしまいがちになってしまいます。

患者さんの気持ちややる気により施術効果は大きく変わりますが、誰でも日によってはやる気が出なかったり、身体を動かしたくない気分になる事はあります。

その様な時はどのような施術を行えばよいのか…

私たち伊藤リハビリセンターの考える「効果的な施術」は患者さんのモチベーションがあってのものだと思っています。そのため、施術の第一段階としてはコミュニケーションを図り、より深い信頼関係を築くことを目標としています。
患者さんのやる気やモチベーションが落ちてしまっているときに関しては、「気持ちよいマッサージ」というものを意識しています。

私たち施術者にとって、慰安的なマッサージを否定的にとらえる方もいますが、患者さんがリラックスすることも非常に重要だと考えています。

施術時間30分の中で、患者さんの心身の状態を把握し、その日の状態にあった施術方法を選択することが、長い目で見て患者さんのお身体の状態を良くしていくものだと思います。

訪問リハビリマッサージで見させて頂いている患者さんは原則、自力での通院が難しい方が対象になります。そのため、何かしらの疾患をお持ちの方や後遺症のある方が多く、一回二回の施術で治るという事はすくないのです。
「治す」というよりも、今後その患者さんが日常生活を不便に感じる事が少なく、より明るく、幸せを感じながら生活できるように心身のサポートをしていく事が一番かと感じています。

「キツイ」「辛い」と感じる事は、マッサージなどの施術に限らず長くは続きません。モチベーションも落ちます。なので、「頑張りすぎない」「頑張らせすぎない」という事が施術を継続していくうえでは必要です。

年々、平均寿命が延びていますが、元気で生き生きと幸せに生活できる健康寿命が延びれば患者さんにとっても、私たちにとっても素晴らしい感動です。

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