訪問マッサージってどの様な方が受けられるの? 袖ケ浦市の訪問リハビリマッサージ 伊藤リハビリセンター

いつもブログをご覧になって頂き本当にありがとうございます。

袖ヶ浦市を中心に、市原市、木更津市、君津市、富津市で訪問マッサージを行っている伊藤リハビリセンターです。
本日、「どのような人が訪問マッサージを利用できるんですか?」との問い合わせがありましたので、私たち伊藤リハビリセンターで対象となる患者さんについて書かせて頂きます。

伊藤リハビリセンターでは基本的に健康保険を利用しての訪問施術を行っています。流れとしましては、まずはご自宅へお伺いし、状態を聞いたうえで無料体験の施術を受けて頂きます。施術に納得して頂けるようでしたら、普段から通われている病院の先生に「同意書」を記入して頂き、利用開始という流れになります。

しかし、誰でも医療保険を利用して訪問マッサージを受けれるというわけではありません。
原則として「歩行困難」の方が訪問マッサージを受ける対象となります。「歩行困難」とはどのような状態なのか?「歩行困難」とは、公共交通機関を利用して一人で歩いての外出が難しい方、認知症や視覚、精神障害などにより単独での外出が困難な方となります。
勘違いしがちなのは「歩行不能」ではないという事です。よく「寝たきりの状態じゃないとダメですか?」と聞かれることもありますが、そうではなくあくまでも独歩での外出が難しい状態となります。なかなか曖昧な表現にはなりますが、普段から診て頂いているお医者様が「一人での通院は難しいね」と同意して頂ければ利用可能となります。

あと考えなければいけない事は、その患者さんにとって訪問マッサージを受ける事が一番適していることなのか…という事です。お医者様から同意書を書いて頂き、自宅での施術が受けれるようになれば、安価で継続もしやすいというメリットはあるかもしれません。
ですが、本当にそれでよいのでしょうか?私は単純に良いとは思いません。

ご自宅での施術は、国家資格を持った施術者が家までお伺いし、患者さんに合わせた施術を行います。ですが、治療院に通うという事はどのような行動が含まれているでしょうか?
外出するために着替える、実際に外に出て太陽の光を浴びる、送迎などの車の乗り降り、治療院へ通う他の患者さんとのコミュニケーション、金銭の授受など色々な行動や判断を伴います。実際に通うためには歩行のレベルなどを見極めなければなりません、通うことが大変で転倒し骨折などをしてしまっては、その後の生活に大きく影響してしまいます。しかし、周囲の協力(当院では無料送迎を行っています)などにより通うことが無理ではないレベルであれば、治療院へ通って施術を受けるという事も、社会から離れないためにも必要だと思います。

また、訪問マッサージを利用され状態が良くなってきた方でも、日常生活のステップアップとして外出を進める事もあります。長い事、外出できなかったりすると外に出る事や何か行動を起こすことがおっくうになってしまう方が非常に多いです。その様な患者さんのモチベーションを前へ向かせてあげる事も私たち伊藤リハビリセンターの仕事だと思います。

当院には幸いなことに袖ケ浦市野里のイトー鍼灸整骨院、富津市青木(イオンモール3F)のSANRI鍼灸整骨院では無料送迎サービスを行っています。
そのため、訪問マッサージ希望の患者さんであっても状態によっては送迎による通院を進めたりもします。また、それとは逆に無料送迎サービスを利用されていた患者さんであっても、通院が難しくなってきた方がいたら訪問マッサージの利用を進めます。

年齢に関係なく、いつどこで体調を崩すかはわかりません。患者さんのお身体の状態がどのような状態であっても、その患者さんが必要とする施術(心身のケア)が行えるように環境を整えております。

Follow me!

コメントを残す