脊柱管狭窄症に対するリハビリマッサージの考え方 袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
いつもブログをご覧になって頂き本当にありがとうございます。
袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
「歩くと足がしびれる」「少し休むと楽になる」
このような症状で悩まれている方に多いのが脊柱管狭窄症です。
脊柱管狭窄症は、加齢や姿勢の崩れなどにより背骨の中の神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫されることで症状が出ます。
今回は、リハビリマッサージがどのように役立つのかについて解説します。
脊柱管狭窄症の主な症状
脊柱管狭窄症では、次のような症状がよくみられます。
- 歩行時の足のしびれ・痛み
- 少し前かがみになると楽になる
- 立っているとつらいが、座ると楽
- 長時間歩けない(間欠性跛行)
これらは神経そのものの問題だけでなく、周囲の筋肉の緊張や血流低下が関与しているケースも少なくありません。
リハビリマッサージの目的
脊柱管狭窄症に対するリハビリマッサージの目的は、
「狭くなった脊柱管を広げる」ことではありません。
主な目的は以下の3点です。
① 筋緊張の緩和
腰・お尻・太もも周囲の筋肉が硬くなると、神経への負担が増します。
マッサージで筋緊張を緩めることで、症状の軽減を目指します。
② 血流改善
筋肉の硬さは血流を悪くします。
血流が改善されることで、しびれや重だるさが和らぐことがあります。
③ 動きやすい身体づくり
関節や筋肉の動きが良くなることで、
日常生活動作(歩行・立ち上がり)が楽になることが期待できます。
マッサージでアプローチする主な部位
症状に応じて、以下の部位を中心に施術を行います。
- 腰部(脊柱起立筋・多裂筋など)
- 臀部(殿筋群)
- 太もも(ハムストリングス)
- 股関節周囲
これらは、神経症状と密接に関係する筋肉です。
リハビリマッサージで注意すべき点
脊柱管狭窄症では、強い刺激は逆効果になる場合があります。
- 強揉み・無理な矯正は行わない
- 痛みやしびれを「我慢させない」
- その日の体調に合わせた施術を行う
リハビリマッサージは、心地よさと安全性が最優先です。
運動療法との併用が大切
マッサージだけでなく、
- 前かがみ姿勢を活かした体操
- 股関節・骨盤周囲のストレッチ
- 無理のない歩行練習
などを組み合わせることで、より良い結果につながります。
まとめ
脊柱管狭窄症に対するリハビリマッサージは、
- 筋肉の緊張を和らげる
- 血流を改善する
- 日常生活を楽にする
ことを目的とした症状緩和のケアです。
手術や強い治療だけが選択肢ではありません。
一人ひとりの状態に合わせたリハビリマッサージで、
「歩ける時間」「楽に動ける時間」を少しずつ増やしていくことが大切です。

