高齢者の「気持ちが落ちた時」の対処法 袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
高齢者の「気持ちが落ちた時」の対処法
〜心と体はつながっています〜
「何となく元気が出ない」「やる気が起きない」「以前は楽しかったことが楽しくない」
高齢になると、こうした気持ちの落ち込みを感じることが少なくありません。
それは決して「弱さ」や「気の持ちよう」だけではなく、加齢や生活環境の変化によって誰にでも起こりうる自然なことです。今回は、高齢者が気持ちが落ちた時の対処法についてお話しします。
■ 高齢者が気持ちを落としやすい理由
高齢期には、次のような変化が重なります。
- 体力や運動機能の低下
- 病気や痛みへの不安
- 外出や人との交流の減少
- 役割の変化(仕事・家事・地域活動など)
- 大切な人との別れ
これらが積み重なることで、知らず知らずのうちに心が疲れてしまうのです。
■ 気持ちが落ちた時に大切な考え方
まず知っておいてほしいのは、
「落ち込むこと自体は悪いことではない」
ということです。
無理に元気を出そうとしたり、「頑張らなきゃ」と自分を責めたりすると、かえって心の負担が大きくなってしまいます。
■ 今日からできる対処法
① 生活リズムを整える
- 起きる時間・寝る時間をなるべく一定に
- 朝日を浴びる
- 食事を3食しっかりとる
規則正しい生活は、心の安定の土台になります。
② 体を少し動かす
激しい運動でなくても大丈夫です。
- ゆっくり散歩する
- 椅子に座って体操
- 深呼吸しながら体を伸ばす
体を動かすことで、気分を安定させる脳内物質が分泌されやすくなります。
③ 誰かと話す
- 家族
- 友人
- 近所の人
- 医療・介護スタッフ
「内容がなくても話す」こと自体が、心の支えになります。
話すことで、気持ちが整理されることも少なくありません。
④ 「できていること」に目を向ける
落ち込んでいる時は、「できないこと」ばかりに目が向きがちです。
- 今日も起きられた
- 食事がとれた
- 少し歩けた
小さな「できた」を認めることが、自己肯定感の回復につながります。
⑤ 好きなこと・安心できることを大切にする
- 音楽を聴く
- テレビやラジオ
- 昔の写真を見る
- 温かいお風呂に入る
「気分が上がらなくても、嫌でなければOK」
それだけでも十分なセルフケアです。
■ 周囲の方へ(ご家族・支援者)
気持ちが落ちている高齢者に対しては、
- 励ましすぎない
- 否定しない
- 話を遮らずに聴く
ことが大切です。
「元気出して」「気にしすぎだよ」ではなく、
「そう感じるんだね」「話してくれてありがとう」
という姿勢が、安心感につながります。
■ 専門家に相談した方がよいサイン
次の状態が続く場合は、早めに専門家へ相談しましょう。
- 眠れない日が続く
- 食欲が極端に落ちた
- 表情が乏しくなった
- 外出や会話を極端に避ける
心の不調は、体の不調として現れることも多いため、早めの対応が大切です。
■ 心と体のケアは一緒に
鍼灸マッサージや軽い運動療法は、
- 自律神経を整える
- 血流を改善する
- 緊張をゆるめる
ことで、心の安定にも良い影響を与えます。
気持ちが落ちる日があっても大丈夫。
一人で抱え込まず、少しずつ、できることから始めていきましょう。
お困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。


