胃腸の疲れに効果的な鍼灸マッサージ 袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
〜高齢者の方におすすめの冬の養生〜
12月は、一年の中でも特に胃腸が疲れやすい季節です。気温が下がり、身体が冷えると、内臓の働きが弱まり、消化吸収の力も落ちてきます。さらに、年末年始に向けて食事の量や回数が増え、「何となく胃が重い」「お腹が張る」「便が出にくい」といった症状を訴える方が増えてきます。
今回は、高齢者の皆さまに向けて、胃腸の疲れに効果的な鍼灸マッサージについて、やさしくご紹介します。
◆ なぜ12月は胃腸が疲れやすいの?
① 冷えによる胃腸機能の低下
身体が冷えると、自律神経が乱れ、胃や腸の動き(蠕動運動)が弱まります。特に高齢になるほど筋力や代謝が低下するため、その影響を受けやすくなります。
② 食べ過ぎ・飲み過ぎ
忘年会やご家族とのお食事など、楽しい時間が多い反面、胃に負担がかかりやすい時期です。
③ ストレス・緊張
12月は年末の忙しさで気持ちがせわしくなり、交感神経が優位になりやすい季節。これも胃腸トラブルの大きな原因です。
◆ 鍼灸マッサージが胃腸に効く理由
東洋医学では、胃腸の働きを整えることを「脾胃(ひい)を調える」といいます。
鍼灸マッサージでは、ツボ刺激を通して:
- 胃腸の動きを活発にする
- 血流を改善して内臓を温める
- 自律神経を整えてリラックスさせる
といった効果が期待できます。
とくに高齢者の方は薬に頼らず、副作用が少ないケアとしておすすめです。
◆ 胃腸にやさしいおすすめのツボ
- 足三里(あしさんり)
ひざのお皿の外側から指3本分下。
胃腸の働きをよくする代表的なツボ。弱めの刺激でOKです。
- 中脘(ちゅうかん)
みぞおちとおへその真ん中。
胃が重い、食後の不快感に。
- 合谷(ごうこく)
手の親指と人差し指のあいだ。
ストレス緩和・自律神経の調整に。
※ いずれも 「痛気持ちいい」くらいの刺激が安全で効果的です。
◆ 高齢者の方のためのセルフケアのポイント
- お腹と足を冷やさない
冷えは胃腸の大敵。腹巻やひざ掛けがおすすめです。
- ゆっくり噛んで食べる
咀嚼は胃腸の負担を軽くします。
- 温かい飲み物を少しずつ
大量に冷たい水を飲むのは要注意。
- 日中に軽い散歩
腸の動きが活発になります。
◆ 訪問鍼灸マッサージもおすすめ
「外は寒くて出かけるのが大変…」
そんな方には、訪問鍼灸マッサージが便利です。
ご自宅で施術を受けられるため、身体への負担が少なく、寒い季節に特に好評です。胃腸の調子が良くなることで、
- 食欲が戻る
- 体力・気力が回復する
- 便通が整う
といった変化が期待できます。
◆ まとめ
12月は胃腸が弱りやすい時期ですが、適切なツボ刺激とマッサージでしっかりケアができます。冷え対策とリラックスを心がけ、年末年始を元気に過ごしましょう。
お困りの際は、ぜひ鍼灸マッサージの専門家にご相談ください。

