冷え・不眠・肩こり…12月の『三大不調』をマッサージで撃退!! 袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
12月は一年の中でもっとも自律神経が乱れやすい季節です。
気温が下がり、日照時間が短くなり、年末の慌ただしさでストレスや疲労も増えます。その結果、
「冷え」「不眠」「肩こり」 という “三大不調” が多くの方にあらわれます。
放っておくと、体調を崩しやすくなるのはもちろん、免疫力低下や慢性疲労につながることも…。今回は、マッサージやセルフケアでできる対策を分かりやすく紹介します。
◆ ① 冷え:血流低下が冬の不調を招く
冬になると筋肉が固まりやすく、血の巡りが悪くなることが冷えの大きな原因です。
特に高齢者は筋量の減少や活動量の低下から、手足の冷えを強く感じやすくなります。
🔹冷えに効果的なマッサージ
- 足首まわりのマッサージ
内くるぶしの上を親指で円を描くように1分
- ふくらはぎのもみほぐし
下から上にゆっくり流す
🔹おすすめのツボ
- 三陰交(さんいんこう):冷え、むくみ、生理不順にも
- 太谿(たいけい):腎を温め、体の芯からぽかぽかに
➡ ポイントは 「温めながらほぐす」。入浴後は特に効果的です。
◆ ② 不眠:自律神経の乱れから来る「冬の寝つきの悪さ」
12月は、日照時間の短さと寒さで自律神経が乱れ、夜にスムーズに休息モードへ切り替えにくくなります。
「寝つけない」「夜中に目が覚める」「眠りが浅い」といった症状が増える時期です。
🔹不眠に効果的なマッサージ
- 耳たぶを軽くつまんで回す
- 首の後ろ(風池)を温めながらゆっくり押す
- 鼻からゆっくり吸い、口から長く吐く呼吸を3分
🔹おすすめのツボ
- 神門(しんもん):心を落ち着かせ、安眠に
- 安眠(あんみん):耳の後ろのくぼみ。寝る前に30秒
➡ スマホの光を避け、寝る前は「リラックスタイム」を作りましょう。
◆ ③ 肩こり:年末の「作業量増+冷え」で悪化
大掃除、買い物、年末業務…
12月は日常以上に体を酷使し、肩に負担がかかりがち。さらに冷えによる血流低下で、肩こりの悪循環が起きやすい季節です。
🔹肩こりに効果的なマッサージ
- 肩甲骨まわりを大きく動かす肩回し
- 鎖骨の下をゆっくり押しほぐす
- 首の付け根(天柱)を指圧する
🔹おすすめのツボ
- 肩井(けんせい):肩の張りに
- 大椎(だいつい):冷えを取り除き、上半身を温める
➡ 肩こりは 「こる前に動かす」 のが最大の予防です。
◆ 東洋医学的アプローチ:冬は「腎」と「気」を温める季節
冬の養生は “腎(じん)を大切に、気を巡らせる” が基本。
腎は生命エネルギーの源で、冷え・不眠・肩こりのいずれにも関係します。
▼ 日常でできる簡単養生
- 毎朝コップ1杯の白湯
- 「首・お腹・足首」を冷やさない
- ゆっくり入浴(40℃・10〜15分)
精神的な緊張を緩めることも重要なので、深呼吸やストレッチが効果的です。
◆ マッサージで三大不調をまとめてケア
マッサージや鍼灸では、
✔ 血行改善
✔ 自律神経調整
✔ 冷え対策
✔ 睡眠の質向上
✔ 肩こりの解消
といった効果が期待できます。
特に12月〜1月は、疲れを年越しさせないことが健康の鍵。
早めにケアすることで、年末年始を快適に過ごせます。
◆ まとめ
12月の三大不調は「冷え・不眠・肩こり」。
それぞれ別の症状に見えますが、根本には 血流の低下と自律神経の乱れ が隠れています。
今年の冬は、
“温める+ほぐす+整える”
この3つを意識して、マッサージで元気に乗り切りましょう。

