💓心臓が原因でおこる“むくみ”の特徴とは? 袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
今回も浮腫みシリーズ
「最近、足がむくむ」「朝より夜のほうがパンパンになる」——そんな経験はありませんか?
むくみの原因はさまざまですが、その中でも**注意が必要なのが“心臓が原因のむくみ”**です。今回はその特徴や見分け方についてお話しします。
🔍心臓が原因のむくみとは?
心臓は全身に血液を送るポンプの役割をしています。
しかし、**心臓の働きが弱くなる(心不全など)と、血液をうまく送り出せなくなり、血液が体の末端に滞ってしまいます。
この結果、血液中の水分が血管の外にしみ出してむくみ(浮腫)**が起こります。
💡心臓性むくみの特徴
① 両足にむくみが出る
片足だけでなく、左右両方の足にむくみが現れるのが特徴です。
重力の影響で、まずは足首やふくらはぎからむくみ始めます。
② 朝より夜にひどくなる
日中立っていると下半身に血液がたまりやすく、夕方から夜にかけてむくみが強くなります。
一晩寝て心臓への血流が戻ると、朝には少し改善することもあります。
③ 体重が増える
水分が体内にたまるため、数日で体重が増えることがあります。
「食べすぎていないのに1〜2kg増えた」という場合は要注意です。
④ すねを押すとへこむ
指で押すと、しばらくへこみが残る(圧痕ができる)のが特徴です。
これを「圧痕性浮腫(あっこんせいふしゅ)」といいます。
⑤ 息切れ・動悸を伴うことがある
むくみだけでなく、階段で息が切れる・胸が苦しいなどの症状がある場合、
心臓のポンプ機能低下(心不全)が進んでいるサインかもしれません。
⚠️こんな症状があれば受診を!
- 両足がむくみ、数日で体重が増える
- 夜になると息苦しく、横になるのがつらい
- 足のむくみとともに、だるさ・疲れやすさがある
これらの症状がある場合は、循環器内科などの受診をおすすめします。
早期に治療を始めることで、心臓への負担を減らすことができます。
🌿鍼灸マッサージでできるサポート
心臓疾患そのものの治療は医師の領域ですが、
鍼灸マッサージでは、血液やリンパの流れを促し、むくみの軽減や疲労回復をサポートすることができます。
また、自律神経のバランスを整えることで、心臓への負担をやわらげる効果も期待できます。
とりあえずは一度、病院にて診察を受けてみましょう!!
浮腫みは疲れだけでなく、心臓からのSOSの場合もあります。気になる浮腫みが続く時は、早めにチェックとケアを行いましょう。


