既往歴がある人でもお酒は飲んで平気ですか?  袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター

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袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。

当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。

 

お酒は「百薬の長」とも言われますが、持病や既往歴のある方にとっては注意が必要です。病気の内容や薬の影響によっては、少量のアルコールでも体に負担をかけてしまうことがあります。今回は、既往歴がある方がお酒を飲む際に気をつけたいポイントをお伝えします。

 

 

■ 1. 薬との飲み合わせに注意!

 

慢性疾患をお持ちの方の多くは、何らかの薬を服用しています。アルコールは薬の吸収や分解に影響し、

  • 効果を強めすぎる
  • 逆に効果を弱める
  • 副作用を強くする

といったリスクがあります。

特に、糖尿病薬・血圧の薬・睡眠薬・抗うつ薬などを飲んでいる方は要注意です。

 

 

■ 2. 病気の種類によっては禁酒が望ましい

 

肝臓病や膵臓炎、心臓病、脳卒中の既往がある方は、アルコールによって再発や悪化のリスクが高まります。

また、高血圧や脂質異常症の方も、少量の飲酒で血圧が上がることがあります。

 

「少しなら大丈夫」と思っていても、体の状態によってはその“一杯”が負担になることもあります。

 

 

■ 3. 医師の許可を必ず確認しましょう

 

既往歴がある方がお酒を飲むときは、かかりつけの医師に相談することが大切です。

「どのくらいなら飲んでいいのか」「薬を飲んでいるときは避けたほうがいいのか」など、個々の体調に合わせてアドバイスを受けましょう。

 

 

■ 4. 飲むなら“適量”と“休肝日”を

 

医師の許可が出た場合でも、飲みすぎは禁物です。

日本酒なら1合、ビールなら中瓶1本、ワインならグラス2杯程度を目安にしましょう。

また、週に2日は休肝日を設けることで肝臓を休ませることができます。

 

 

■ まとめ

 

既往歴がある方にとって、アルコールは「楽しみ」であると同時に「リスク」にもなり得ます。

無理に我慢する必要はありませんが、体と相談しながら、医師と一緒に安全な飲み方を見つけることが大切です。

 

健康的に長くお酒を楽しむためにも、まずは自分の体を大切にしましょう。

 

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