電気毛布の正しい使い方について~温かさと健康を両立するために~ 袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
寒い季節になると、体を温めてくれる「電気毛布」はとても便利なアイテムです。
しかし、使い方を間違えると「脱水」「低温やけど」「睡眠の質の低下」など、体に負担をかけてしまうこともあります。
今回は、電気毛布を安全に、そして健康的に使うためのポイントをご紹介します。
🌙 1. つけっぱなしで寝ないようにしましょう
寝る前に電気毛布で布団を温めておくと、布団に入ったときの冷たさがなく快適です。
ただし、一晩中つけっぱなしにするのは危険です。
体温が下がることで深い眠りに入る仕組みを、温めすぎが妨げてしまいます。
✅ おすすめの使い方
- 就寝30分前にスイッチON
- 布団が温まったらスイッチOFF、または「弱」に切り替え
- タイマー機能がある場合は「2〜3時間後に切れる設定」に
🔥 2. 低温やけどに注意!
電気毛布は温度が高くなくても、長時間同じ場所に熱が当たり続けることで低温やけどを起こすことがあります。
特に高齢者の方や糖尿病の方など、皮膚の感覚が鈍くなっている場合は注意が必要です。
✅ 予防のポイント
- 肌に直接触れないように、シーツやタオルを1枚挟む
- 長時間同じ姿勢で寝ない
- 一部だけ熱くなっていないか定期的に確認する
💧 3. 脱水・乾燥を防ぐ工夫を
電気毛布を長く使うと、皮膚や喉が乾燥しやすくなります。
また、知らないうちに寝汗が増えて脱水することも。
✅ 乾燥・脱水対策
- 室内の湿度を50〜60%に保つ
- 寝る前にコップ1杯の水を飲む
- 体が温まりすぎないよう「弱〜中」設定に調整
🌿 4. 電気毛布の清潔管理も大切
長期間使うと、汗や皮脂が繊維にしみ込み、ダニやカビの温床になることがあります。
取扱説明書を確認し、洗濯可能なタイプであれば定期的に洗いましょう。
✅ お手入れのポイント
- 使用後はしっかり乾燥
- シーズンオフは湿気の少ない場所で保管
- コードや電源部の破損がないか点検
☀️ 5. 体を温める“自然な工夫”も取り入れましょう
電気毛布に頼りすぎず、体の内側から温める工夫も大切です。
- 寝る前に白湯を飲む
- 軽いストレッチで血行を促す
- 湯たんぽや毛布を併用して電気の使用時間を減らす
電気毛布は使い方を工夫すれば、冷え対策の強い味方になります。
ただし「温めすぎない」「直接当てない」「乾燥に注意」の3点を意識することが大切です。
伊藤リハビリセンターでは、冷え性の方や血流の悪い方への鍼灸・マッサージによる体質改善も行っています。
冷えでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

