🩺脈圧とは?上と下の血圧の差でわかる、血管の健康サイン 袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
血圧を測ると「上が○○、下が○○」と表示されますよね。
実はこの**上と下の差(脈圧)**にも、体の状態が隠れています。
今日は、この「脈圧」について分かりやすくお話します。
🔹 脈圧ってなに?
脈圧(みゃくあつ)とは、
**上の血圧(収縮期血圧)− 下の血圧(拡張期血圧)**で求められる数値です。
たとえば
上が140、下が80なら → 脈圧=60mmHg になります。
🔹 脈圧で何がわかるの?
脈圧は、**血管の弾力(しなやかさ)**を反映しています。
- 血管が柔らかい → 脈圧はほどよい(40〜60mmHg)
- 血管が硬い → 脈圧が広がる(60mmHg以上)
つまり、脈圧が大きいときは、
**動脈硬化(血管の老化)**が進んでいる可能性があるのです。
🔹 脈圧が広いとどうなる?
脈圧が60mmHg以上になると、
血管や心臓への負担が増えやすくなります。
こんな方は注意が必要です👇
- 上の血圧が高く、下が低い(例:160/70)
- 最近、血圧の差が広がってきた
- 動脈硬化や高血圧を指摘されたことがある
脈圧が広い状態が続くと、
脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まることもあるため、定期的なチェックが大切です。
🔹 脈圧が狭い場合も要注意
逆に、脈圧が30mmHg以下など狭すぎる場合は、
心臓のポンプ力の低下が関係していることもあります。
体のだるさや冷え、むくみを感じる方は、一度医療機関で相談を。
🔹 日常生活でできる予防・ケア
血管を柔らかく保つには、日々の生活が大切です。
✅ 塩分を控えめに(1日6g以下を目安)
✅ 野菜・魚・果物をバランスよく
✅ 適度な運動(ウォーキング・ストレッチ)
✅ 喫煙を控える
✅ ストレスをためない
✅ 定期的な血圧測定
特に、朝・夜の血圧を続けて測ることで、自分の「脈圧の傾向」を知ることができます。
🔹 まとめ
- 脈圧=上の血圧 − 下の血圧
- 正常範囲は40〜60mmHg
- 広がりすぎは血管の老化のサイン
- 狭すぎは心臓の機能低下のサイン
血圧は「上」や「下」だけでなく、その差も健康のバロメーター。
日々の測定を続けて、血管を若々しく保ちましょう✨


