パーキンソン病の方向け!自宅でできるセルフケア♪ 袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
難病であるパーキンソン病は、脳内のドーパミンという物質が減少することで、身体の動きがスムーズにいかなくなる病気です。手足の震え(振戦)や筋肉のこわばり、動作が遅くなるなど、日常生活にも影響が出てきます。
しかし、自宅でのセルフケアを継続することで、症状の進行をゆるやかにし、生活の質を高めることが可能です。
1.ストレッチで身体をほぐす
パーキンソン病では筋肉がこわばりやすく、関節が固くなりやすい傾向があります。
朝起きた時や入浴後に、ゆっくりとしたストレッチを取り入れましょう。
おすすめストレッチ
- 首をゆっくり左右に倒す
- 肩をすくめてストンと落とす
- 背筋を伸ばして胸を広げる
- 太ももやふくらはぎをゆっくり伸ばす
無理に伸ばさず、「気持ちいい」と感じる範囲で行うことがポイントです。
2.声を出す・口を動かすトレーニング
パーキンソン病では、声が小さくなったり、表情が乏しくなったりすることがあります。
そんな時は、発声練習や口の体操を取り入れてみましょう。
簡単トレーニング
- 「あ・い・う・え・お」と大きな声で言う
- 口を大きく開けて笑顔を作る
- 歌を歌う・朗読する
声を出すことは、呼吸筋の強化や誤嚥(ごえん)予防にもつながります。
3.リズムに合わせて動く
音楽やメトロノームのリズムに合わせて歩くことで、動作がスムーズになる方もいます。
「リズム運動」は、パーキンソン病の方の歩行の安定やバランス改善に役立つといわれています。
おすすめ方法
- 好きな曲をかけながら歩く
- 「いち・に、いち・に」と声を出して歩く
- 手拍子やステップでリズムをとる
4.疲れすぎないように休息をとる
頑張りすぎは禁物です。
パーキンソン病の方は、疲労が症状を悪化させることもあります。
無理せず、**「できる範囲で毎日少しずつ」**が続けるコツです。
5.マッサージ・鍼灸でサポートを受ける
筋肉のこわばりや痛みには、マッサージや鍼灸が効果的です。
血流を改善し、身体の動きやすさを保つサポートになります。
訪問マッサージなら、自宅で専門家のケアを受けることも可能です。
まとめ
パーキンソン病は、日々のセルフケアで「できること」を増やしていく病気です。
- ストレッチで体をほぐす
- 声や表情を動かす
- リズム運動で歩行改善
- 休息と専門ケアを取り入れる
小さな習慣の積み重ねが、明日の自分を支えてくれます。
ご自宅でのケアに迷ったときは、専門家に相談しながら、無理のない方法で続けていきましょう。

