口腔ケアが健康寿命に与える影響  袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター

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袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。

当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。

 

私たちが普段「歯みがき」として行っている口腔ケア。実は、単に虫歯や歯周病を防ぐだけでなく、全身の健康や「健康寿命」に大きな影響を与えることが分かっています。

 

◆ 健康寿命とは?

 

健康寿命とは「介護や医療に頼らず、自立した生活を送れる期間」のことです。平均寿命との差は約10年とも言われ、その差をいかに縮めるかが、人生の質に直結します。

 

 

◆ 口腔ケアが全身に及ぼす影響

  1. 誤嚥性肺炎の予防

高齢になると飲み込む力が弱まり、食べ物や唾液が気管に入って肺炎を起こすことがあります。口の中を清潔に保つことで細菌の数を減らし、肺炎予防につながります。

  1. 栄養状態の改善

歯や歯ぐきが健康であれば、しっかり噛んで栄養を取り込めます。逆に歯を失うと柔らかいものばかりになり、たんぱく質やビタミン不足を招きやすくなります。

  1. 認知症リスクの低下

近年の研究では、噛む刺激が脳の活性化につながるとされています。口腔環境の悪化で歯を失うと、認知症リスクが高まることが報告されています。

  1. 生活の質(QOL)の向上

口臭や歯の痛みが減ることで、人との交流もスムーズになり、社会参加の意欲を保つことができます。

 

 

◆ 今日からできる口腔ケア習慣

  • 毎日の丁寧な歯みがき(朝・夜の2回以上)
  • デンタルフロスや歯間ブラシの活用
  • 義歯(入れ歯)の清掃と乾燥保管
  • 定期的な歯科検診(半年に1回が目安)
  • 食後に口腔体操やうがいで「飲み込み力」を鍛える

 

 

◆ まとめ

 

口腔ケアは「口の健康」を守るだけではなく、肺炎や認知症、栄養不良を防ぎ、結果として健康寿命を延ばす大切な習慣です。毎日の小さな積み重ねが、将来の自立した生活につながります。

 

「歯みがき=健康寿命を守る習慣」

そんな意識で、今日から口腔ケアを見直してみてはいかがでしょうか?

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