血圧は高いより低いほうが良い? 本当のところ 袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
血圧と聞くと、「高いと危ない」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
確かに高血圧は脳卒中や心筋梗塞の大きなリスクになります。
では、「血圧は低ければ低いほど良い」という考えは正しいのでしょうか?
血圧が高すぎると…
- 動脈硬化が進み、血管がもろくなる
- 脳や心臓に負担がかかる
- 脳出血・心筋梗塞・腎臓病のリスクが上昇
このため、日本高血圧学会では上の血圧(収縮期血圧)を130mmHg未満にすることを推奨しています。
血圧が低すぎると…
一方で、血圧が極端に低い場合も問題があります。
- めまい、ふらつき、転倒のリスク
- 脳や臓器への血流不足による倦怠感
- 特に高齢者では、認知機能低下や腎機能低下につながることも
特に上の血圧が90mmHg以下になると、日常生活に支障が出る可能性があります。
「ちょうど良い血圧」を意識
健康な成人の場合、理想的な血圧は以下が目安です。
- 上(収縮期):110〜129mmHg
- 下(拡張期):70〜79mmHg
高齢者の場合は、急激に下げすぎると立ちくらみや転倒の原因になるため、主治医と相談しながら調整しましょう。
日常でできる血圧管理
- 塩分は1日6g未満を目安に
- 適度な運動(ウォーキング、軽い筋トレ)
- 規則正しい睡眠
- ストレスの管理
- 定期的な血圧測定(朝・夜)
まとめ
血圧は「低ければ低いほど良い」わけではなく、安全な範囲の“ちょうど良い血圧”を保つことが大切です。
特に高齢者は、急に下げすぎることのリスクもあるため、必ず医師と相談しながら管理しましょう。