高齢者の訴える痛みの原因について 袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター

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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター(イトー鍼灸院)です。

当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。

 

年齢を重ねると「腰が痛い」「膝がつらい」「肩がこる」といった痛みを訴える方が増えてきます。

しかし、その原因は一つではありません。今回は、高齢者の痛みの代表的な原因についてご紹介します。

 

 

  1. 関節や軟骨の変化

 

加齢とともに関節を覆う軟骨がすり減り、骨同士が直接こすれ合うことで炎症や痛みが生じます。

代表的なものに変形性膝関節症や変形性腰椎症があります。

膝の動かしにくさや階段の昇り降り時の痛みは、この変化が関係していることが多いです。

 

 

  1. 筋力低下や姿勢の変化

 

長年の生活習慣や運動不足で筋肉が弱ると、関節や骨への負担が増えます。

また、背中が丸くなる「円背」などの姿勢変化も、腰や首に慢性的な痛みを引き起こします。

 

 

  1. 神経の圧迫や障害

 

坐骨神経痛や脊柱管狭窄症など、神経が圧迫される病気は、高齢者の下肢の痛み・しびれの原因になります。

歩くと痛みが強まり、休むと楽になるのが特徴です。

 

 

  1. 血流の滞り

 

血行不良は筋肉のこりや冷えを引き起こし、慢性的な痛みの原因になります。

特に高齢になると動く機会が減るため、血流が滞りやすくなります。

 

 

  1. 心理的要因

 

高齢者の痛みは、身体だけでなく心の状態とも深く関わります。

孤独感や不安感が強まると、痛みの感じ方が増幅されることがあります。

 

 

痛みの緩和にできること

 

訪問マッサージや鍼灸では、筋肉や関節をやさしくほぐし、血流を促すことで痛みを和らげます。

また、定期的なケアにより、関節可動域や筋力を維持し、痛みの悪化を防ぐことも可能です。

 

 

高齢者の痛みは「年のせい」と片付けられがちですが、原因を知れば改善や予防の道が見えてきます。

当院では、痛みの背景を丁寧に確認し、お一人おひとりに合ったケアを行っています。

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