水分補給に適した飲み物と、実はNGな飲み物とは? 袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター

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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター(イトー鍼灸院)です。

当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。

ご利用者様はご高齢の方が多く、水分補給が足りない方がいらっしゃいます。

暑い季節や、体調を崩しやすい高齢者の方にとって、「水分補給」は健康維持の大切なポイントです。しかし、すべての飲み物が水分補給に適しているわけではありません。今回は、正しい水分補給のために「適した飲み物」「適さない飲み物」についてわかりやすくご紹介します。

 

 

■ 水分補給に適した飲み物

 

  1. 水(常温または白湯)

 

体に最もやさしく吸収されやすい基本の飲み物です。冷たすぎる水は胃腸に負担がかかることもあるので、常温か白湯が特におすすめです。

 

  1. 麦茶

 

カフェインが含まれておらず、ミネラルも補給できる優れた飲み物。高齢者やお子様にも安心して飲んでいただけます。

 

  1. 経口補水液(OS-1など)

 

脱水症状が心配なときや、汗をたくさんかいた後に効果的です。ナトリウムやブドウ糖のバランスが考えられており、吸収が非常に早いのが特徴です。

 

  1. 薄めたスポーツドリンク

 

そのままだと糖分が多すぎるため、2〜3倍に薄めて飲むと、水分と電解質のバランスを取りつつ、胃腸への負担も少なくなります。

 

 

■ 水分補給に適さない飲み物

 

  1. コーヒー・紅茶・緑茶

 

これらにはカフェインが含まれており、利尿作用によってかえって体から水分を排出してしまうことがあります。水分補給というより、嗜好品としての扱いがよいでしょう。

 

  1. アルコール

 

ビールなどは「水分を摂っているつもり」になりがちですが、実際にはアルコールの利尿作用で脱水を招くリスクがあります。特に高齢者には要注意です。

 

  1. 糖分の多い清涼飲料水

 

ジュースや炭酸飲料は、糖分が多く血糖値の急上昇や内臓への負担の原因になります。日常的な水分補給には向いていません。

 

 

■ 高齢者の水分補給のポイント

 

高齢者は「喉の渇き」を感じにくくなるため、こまめな水分補給が重要です。1回にたくさん飲ませるのではなく、1日7〜8回に分けて少量ずつ摂るのがおすすめです。

 

訪問ケア中にも、「今少しお水を飲みましょうか」とお声がけするだけで、脱水や熱中症の予防につながります。

 

 

■ まとめ

 

水分補給に適した飲み物を選ぶことは、健康維持に直結します。ご家族のケアや訪問マッサージの現場でも、正しい水分補給の知識を活かして、安心できる日常をサポートしていきましょう。

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