肋間神経痛になってしまったら…  袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター

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袖ケ浦市、木更津市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター(イトー鍼灸院)です。

当院では難病や病気の後遺症などにより自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。

もともと見させて頂いていたご利用者様が先日、肋間神経痛になってしまいました…

そこで本日は肋間神経痛の改善方法について!

肋間神経痛は、肋骨に沿って走る神経が圧迫されたり刺激されたりすることで生じる痛みです。急に鋭い痛みが走ることもあり、日常生活に支障をきたすこともあります。

 

 

  1. 肋間神経痛の原因とは?

 

① 筋肉の緊張や疲労

 

長時間のデスクワークや姿勢の悪さによって背中や肋骨周りの筋肉が硬くなると、肋間神経が圧迫され痛みを引き起こすことがあります。

 

② 背骨や肋骨の歪み

 

猫背や側弯症など、背骨や肋骨の歪みがあると神経が圧迫されやすくなります。

 

③ 帯状疱疹

 

水ぼうそうのウイルスが神経に潜んでいて、免疫力の低下時に再活性化すると肋間神経に沿った痛みが出ることがあります。

 

④ 内臓の病気

 

稀に、心臓や肺、胃などの疾患が原因で肋間神経痛のような症状が出ることがあります。痛みが長引く場合や、息苦しさ、動悸を伴う場合は医師の診断を受けましょう。

 

 

 

  1. 肋間神経痛の治し方・対策

 

① 姿勢を改善する

 

猫背や前かがみの姿勢が続くと神経が圧迫されやすくなります。デスクワークの際は、以下のポイントを意識しましょう。

  • 背筋を伸ばす
  • 椅子の高さを調整する(膝と股関節が90度になるように)
  • こまめにストレッチや姿勢を変える

 

② ストレッチ・マッサージ

 

肋骨周りや背中の筋肉をほぐすことで、神経への圧迫を軽減できます。

 

おすすめストレッチ

  1. 胸を開くストレッチ
  • 両手を後ろで組み、肩甲骨を寄せながら胸を開く
  • 20秒キープ×3回
  1. 脇腹ストレッチ
  • 片腕を上げ、反対方向にゆっくり体を倒す
  • 20秒キープ×3回
  1. 背中のストレッチ
  • 両腕を前に伸ばし、背中を丸める
  • 20秒キープ×3回

 

③ 温める

 

血行を促進することで、筋肉の緊張をほぐし痛みを和らげます。

  • 温湿布やカイロ を痛む部分に当てる
  • ぬるめのお風呂 にゆっくり浸かる

 

④ ツボ押し

 

肋間神経痛に効果的なツボを刺激することで、痛みを軽減できます。

  • 天宗(てんそう) …肩甲骨の中央あたりにあるツボ
  • 期門(きもん) …肋骨の下、みぞおちの左右にあるツボ

 

指で5秒押して離すのを3~5回繰り返しましょう。

 

⑤ 痛みが強い場合は病院へ

  • 痛みが続く、または強くなる場合
  • 動悸や息苦しさがある場合
  • 皮膚に発疹がある(帯状疱疹の可能性)

 

このような症状がある場合は、整形外科や神経内科を受診しましょう。

 

 

肋間神経痛は、姿勢の悪さや筋肉の緊張が原因で起こることが多いですが、ストレッチや姿勢改善で改善することができます。温めたりツボを刺激したりすることで症状が和らぐこともあります。痛みが強い場合や長引く場合は、専門医に相談することが大切です。

 

無理をせず、できる範囲でケアを続けてみてくださいね!

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