高齢者に吃逆(しゃっくり)が出てしまう原因とは? 袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンター
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袖ケ浦市の訪問鍼灸マッサージ 伊藤リハビリセンターです。
当院では難病や病気の後遺症により自力通院が難しい方を対象に在宅にてリハビリマッサージや鍼灸施術を行なっています。
〜放っておいていい?注意が必要なサイン〜
「最近、しゃっくりがよく出る」
「なかなか止まらなくて苦しそう」
吃逆(しゃっくり)は誰にでも起こるものですが、高齢者の場合は体の変化や病気が関係していることもあります。
今回は、高齢者に吃逆が起こりやすい原因と、注意すべきポイントについて解説します。
吃逆(しゃっくり)とは?
吃逆とは、
横隔膜が不随意にけいれんし、声門が急に閉じることで起こる現象です。
「ヒック」という音は、
空気が急に吸い込まれた際に声帯が閉じることで発生します。
高齢者に吃逆が起こりやすい理由
① 嚥下機能の低下
高齢になると、
- 飲み込む力の低下
- 食道や喉の動きの鈍さ
が起こりやすくなります。
食事や水分が食道を刺激し、横隔膜の神経を刺激することで吃逆が起こることがあります。
② 胃・腸の働きの低下
- 食べ過ぎ
- 早食い
- 空気を多く飲み込む
と、胃が膨らみ、横隔膜を下から刺激します。
特に高齢者は胃腸の動きが弱く、少量でも刺激になりやすい傾向があります。
③ 姿勢の影響
- 前かがみ
- 背中が丸まった姿勢
- ベッド上での食事
これらは、内臓が圧迫されやすく、吃逆の原因になります。
④ 脳・神経の影響
吃逆は、
- 脳幹
- 横隔神経
- 迷走神経
と深く関係しています。
脳梗塞後、パーキンソン病、脳腫瘍などがある場合、吃逆が続くことがあります。
⑤ 薬の副作用
- 抗パーキンソン薬
- 抗がん剤
- ステロイド
など、一部の薬で吃逆が出ることがあります。
注意が必要な吃逆の特徴
次のような場合は、医療機関への相談をおすすめします。
- 1日以上続く
- 食事や睡眠に支障が出ている
- 吐き気・胸痛・しびれを伴う
- 急に頻繁に起こるようになった
「たかがしゃっくり」と思わず、変化に目を向けることが大切です。
日常生活でできる予防のポイント
- ゆっくり食べる
- 姿勢を整えて食事する
- 一度に食べる量を減らす
- 食後すぐに横にならない
また、
- 体幹や呼吸筋を動かす
- 姿勢改善
- 胸郭(肋骨周り)の柔軟性を保つ
ことも、吃逆の予防につながります。
専門職が関われること
訪問リハビリや訪問マッサージでは、
- 呼吸に関わる筋肉のケア
- 姿勢調整
- 胸・お腹周りの緊張緩和
などを行い、吃逆が起こりにくい体づくりをサポートできます。
まとめ
高齢者の吃逆は、
- 加齢による機能低下
- 姿勢や生活習慣
- 病気や薬の影響
など、さまざまな要因が関係しています。
頻繁に起こる・長く続く場合は、
体からのサインとして受け止めることが大切です。

