食中毒について
袖ケ浦市野里のイトー整骨院(本院)です。
猛暑が続いております。
体調は、いかがでしょうか。
こんなに暑い日が連日続きますと
怖いのが食中毒ですね。
千葉県内でも食中毒注意報が発令されています。
とある漫画でも
相手が食中毒になり不戦勝になる
といったシーンもありましたね。
食中毒は飲食店の集団発生をよく耳にしますが
家庭での食事でも発生いたします。
今回は、そんな食中毒のお話です。
食中毒の分類
食中毒には様々な分類訳ができます。
細菌性食中毒
O157やサルモネラ菌になどの最近による食中毒
ウィルス性食中毒
ノロウィルスなどのウィルスによる食中毒
化学性食中毒
食品に洗剤などの物質が混入したりして
発生する食中毒
自然毒性食中毒
毒キノコ、ふぐなどを食べたときに発生する食中毒
寄生虫性食中毒
アニキサスなどの寄生虫による食中毒
この中でも事件として多いのは、O157に代表される
細菌性食中毒です。
患者さんとして多いのは、
ノロウィルスなどのウィルス性食中毒です。
7月~9月の夏場にかけては細菌性食中毒が多く
11月~1月の冬場にはウィルス性食中毒が多く発生します。
ですので
夏、冬関係なく
1年を通して食中毒になる可能性がるのです。
食中毒予防の原則
食中毒は、その原因となるウィルスが食べ物に付着し、
体内へ侵入することによって発生いたします。
細菌性食中毒の場合は、細菌を食べ物に
「つけない」「増やさない」
食べ物や調理器具に付着した細菌を
「やっつける」
という3つの原則があります。
またウィルス性の場合は
食品中には増えないので「増やさない」は当てはまりません。
ウィルスは、ごくわずかな汚染によって食中毒を引き起こします。
ウィルスは食品につけないことを実行するようにしましょう。
そのためには、
ウィルスを調理場内に「持ち込まない」
食べ物や調理器具にウィルスを「ひろげない」
食べ物にウィルスを「つけない」
付着してしまったウィルスを加熱して「やっつける」
という4つの原則となります。
食中毒予防の6つのポイント
買い物
・消費期限を確認する。
・肉や魚などの生鮮食品や冷凍食品は最後に買う。
・肉や魚などのは汁が他の食品に付かないようにする。
・より道をしない。
家庭での保存
・冷蔵や冷凍の必要な食品はすぐに冷蔵庫、冷凍庫へ保管する。
・肉や魚は、他の食品に汁の付かないように保存する。
・肉、魚、卵などを取り扱うときは、手指を洗う。
・冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保つ。
・冷蔵庫、冷凍庫に詰めすぎない。
下準備
・手を丁寧に洗う。
・野菜などの食材を流水できれいに洗う。
・生肉や魚などの汁が、果物やサラダなどの
生で食べるものや調理の済んだものにかからないようにする。
・生肉や魚、卵を触ったら手を洗う。
・包丁やまな板は肉用、魚用、野菜用と使い分けると安全。
・冷凍食品の解凍は冷蔵庫や電子レンジを利用し、自然解凍は避ける。
・冷凍食品は使う部分だけ解凍し、冷凍や解凍を繰り返さない。
・使用後の布巾やタオルは熱湯で煮沸した後しっかり乾燥させる。
・使用後の調理器具は洗った後、熱湯をかけて殺菌する。
調理
・調理の前に手を洗う
・肉や魚は十分に加熱。中心部75℃で1分間以上が過熱の目安。
食事
・食べる前に手を洗う。
・清潔な食器を使う。
・作った料理は、長時間、室温に放置しない。
残った食品
・残った食品を扱う前にも手を洗う。
・清潔な容器に保存する。
・温めなおす時も十分に加熱。
・時間の経ちすぎたものは捨てる。
・怪しいと思ったら食べず捨てる。
これらを心がけることによって
「つけない」「増やさない」「やっつける」
を実践してし、食中毒を予防しましょう。
長くなりましたが
ここでおしまいです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。