【交通事故】被害者に求められるもの
交通事故施術は、割とトラブルの多い案件であり、対立したら膠着状態になることもしばしばあります。
保険会社は、当然交通事故対応のプロであり、それに対してほとんどの被害者は交通事故に対して初心者です。
特に終了時期が近づくと「保険会社からの電話が面倒くさい」とか、「専門的なことを言われてわからないからもう終了にします」とかのケースは少なからずあります。
被害者に限らず、施術する側も保険会社との間に知識の格差はあります。
以前にも述べたように我々は昔から交通事故施術は治療院でやってはいるものの、保険についてはいまだに詳しい内容を教えてくれる養成機関は存在しません。
実際に仕事をして経験を積んでいく他ありません。
しかし、昔と違って今は、ほとんどのことはインターネットで調べることができます。
被害者が少しでも知識を身につければ保険会社の対応も違ってきます。
自分が不利になるような提案があっても見抜くことが可能であり、保険会社も安易な対応を控えると思います。
それでもなかなか思い通りにいかないことも多く、正解はどこにもありません。
ちなみに最初から弁護士を入れてしまえば、被害者は直接保険会社と対応することは一切ありません。
イトー整骨院 川上