【交通事故】交通事故と怪我の因果関係
交通事故にあってしまうと、当然怪我をすることがあります。
割と事故直後は興奮状態にあるため、
痛みに対して鈍感になっていることがあります。
後から痛みが出てくるということは、
誰しもが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
例えば、肩や腰に異和感が少しある程度だったのに、
翌日に強い痛みに変わっている場合です。
ちなみにムチウチの症状は、ある有名な医学論文によると、
受傷してから72時間以内に発症するケースが大半です。
患者さんで仕事が忙しいとか、
あるいはそのうち治るだろうという思いから病院を受診せず、
いつまで経っても痛みが取れないからいざ病院に行ったら、
2週間を過ぎているから事故の怪我として認められなかったケースもあります。
もちろん、2週間という因果関係が認められる期間に関しては、
どこまでが事故としての怪我なのか線引きが必要なので十分納得できます。
ただし、それを知らなかったため、歯痒い思いをした方も少なからずいます。
私の経験ですが、実務的には事故後2週間以内に病院を受診していれば特に問題になったことはありません。
だいぶ遠回りをしましたが何が言いたいかというと、
交通事故被害に遭ったら、自覚症状がなくても一度は早期に病院を受診した方がいいと思います。
イトー整骨院 川上